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A15 MIYA ANDO [SUI GETSU] 鉄を用い、アイデアの対比と並列を主題に創作

MIYA ANDO(安藤美夜)が手がける鉄を用いた作品は「アイデアの対比と並列」を主題として成り立ち、その作品の根幹は、素材の表面を変化・変幻させることにあります。日本とロシア系アメリカの出自を持ち、岡山県の寺院とカリフォルニア州北部の沿岸で幼少期を過ごした彼女は、刀鍛冶・安藤正勝の16代目の子孫として仏教の教えを受け入れながら、素材となる鉄に瞑想と光を織り込んだ作品を生み出しています。世界各地でコミッションワークやパブリックワークも積極的に行うなか、2011年にはニューヨークとロンドンで、世界貿易センター跡から見つかった鉄のかけらを用いた9.11メモリアルプロジェクトを発表しました。グッゲンハイム美術館をはじめ、世界各地の美術館やコレクションで展示・収蔵されるとともに、2012年にはポロック・クラズナー財団の助成アーティストに選定されました。

Kasumi(Mist)22.1(61×61cm)

Gekkou(104×74cm)

KUMO[CLOUD](30×30×4.8)

Kasumi(Mist)24.5(61×61cm)

PROFILE

MIYA ANDO

ロサンゼルス生まれ NY在住。
カリフォルニア大学バークレー校を首席で卒業。イェール大学院では東南アジア仏教図像学を学ぶ。日本とロシアにルーツを持つMiya Andoは備前の刀鍛冶・安藤正勝の16代目の子孫として仏教の教えを受けながら、素材となる鉄に瞑想と光を織り込んだ作品を制作しています。2011年には世界貿易センター跡から見つかった鉄のかけらを用いた9.11メモリアルプロジェクトをNYとロンドンで発表。彼女の作品はグッゲンハイム美術館をはじめ、世界各地に展示収蔵されています。

日本での展覧会
2011年 「Reflect」西武渋谷店(東京)
2017年 「Sui Getsu」西武渋谷店(東京)

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