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A18 神楽岡 久美 「美的身体のメタモルフォーゼ」 常識にとらわれず新しい価値観をつくる

A18 神楽岡 久美 「美的身体のメタモルフォーゼ」 常識にとらわれず新しい価値観をつくる

「美的身体のメタモルフォーゼ」は、人類誕生の歴史から、
現在、そして未来の「美的価値」より形成される身体を推測し、
その「美的身体」を形成する装置とプロセスである。

誰しもが持つ「身体」とその身体に影響を与え続けてきた「美的価値」とは一体何かを問い、
そして人類が今後目指す未来の美的身体がどんなものかを想像させる。

「身体とは感覚を持って外界と対話するためのツールである。」
これは作家として制作をしていくうえでのステートメントです。そして現在、人類史上その「身体」に影響を与え続けてきた「美的価値」に注目し、歴史的検証を鑑みながら現代の技術を駆使し、新たな「美」を検証する作品を制作しています。

現在、進めているのが「美的身体のメタモルフォーゼ」をコンセブトに、人類誕生の歴史から、現在、そして未来の美的身体を推測し、その美的身体を生み出す装置とプロセスを制作しています。今まで制作してきた作品は造形的なオブジェではなく、コンセプトを基に機能するものです。そのため、制作に取り掛かる前には必ずコンセプトに関係することや制作においての素材や制作手段のリサーチから始めます。

右:「Extended finger」

そしてそのリサーチから、作品のイメージは勿論、社会に提示するビジョンを制作作品に持たせます。ステートメントやコンセプトの軸となる「身体」とは、誰しもが持ち共有し得るものです。そしてそれはアートだけでなく、デザインや科学、歴史や文化などの側面からもアブローチが可能なものであるが故に、そこに新たなクリエーションを提示するうえで根気強く計画やリサーチをし、社会に提示するビションが必要です。

私はこの数年、そのビジョンを持って作品制作をすることに努めてきました。そして、この制作がアートの領域を越え、新たな未来につながるクリエーションとなり、常識にとらわれることなく、今ある価値観を変える可能性を内包していると信じています。

左:「Study of Metamorphose」[Plaster cast to prevent bad, slumped posture.]

PROFILE

神楽岡 久美

Kumi Kaguraoka

1986年 東京都生まれ
2012年 武蔵野美術大学大学院空間演出デザインコース修了
      (修了制作優秀賞受賞)

2009年 「DREAM CONSCIOUSかたちになりかけた夢」

(YUKA CONTEMPORARY・東京)
「Sozo Age」(十和田市現代美術館・青森)
2010年  「六本木アートナイト津村耕佑による星空傘」
(星空傘制作・作品提供)
「ヴェニスの商人」舞台美術衣装制作
(ロンドン、イスタンブール、日本公演)
2015年 「SICF16」グランプリ受賞(スパイラル・東京)
「BankART Artist in Residence OPEN STUDIO
2015」(BankART1929・神奈川)
個展「光を摘む」(スパイラル・東京)
「シブヤスタイルvol.9」(西武渋谷店)
2016年 個展「光を摘む-光の記録-」個展(BRUCKE・東京)
個展「身体と世界の対話(2015-16)」
(T-Art Gallery・東京)
2017年「アイスタイル芸術スポーツ振興財団」
助成アーティスト選定
2018年 個展「身体と世界の対話v0l.2」
(ワコールスタディホール京都ギャラリー・京都)
2019年 個展「KUMI KAGURAOKA solo Exhibition Study
of Metamorphose.]
(FabCafe Tokyo・東京)
「京都大学ロンドン大学ゴールドスミス校アートサイエン
ス国際シンポジウム-Art Innovation展 2019」
Junya Yamamine Award受賞(京都大学・京都)
「Metamorphosis to a beautiful body. KUMI KAGURAOKA solo Exhibition.」西武渋谷店(東京)
2020年 企画展「Hikarie Contemporary Art Eye vol.13『⑨人
の眼-9人のアーティスト-』小山登美夫監修」
(ヒカリエ8・東京)

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