SOGO SEIBU TransCulture

A58 小林健太個展 Space-Time Continuum Kenta Cobayashi Solo Exhibition 渋谷で撮影した複数の夜景の静止したイメージを時間的・空間的に拡張。

小林健太は自ら撮影した都市や日常の風景、ポートレート写真をデジタル編集によって大きく変容させた写真・映像作品を発表し、テクノロジーとイメージ文化の関係性を追求しているアーティストです。近年はファッションブランドとのコラボレーションを通じて作品を洋服などの様々な媒体に展開し、二次元の枠を超えて立体へと表現の幅を広げてきました。デジタル特有の鮮やかな色彩構成から成る、イメージの一部を絵画やドローイングにおける筆致(ストローク)のように抽象化させた作品は、撮影と画像編集という異なる時間軸における被写体とのコミュニケーションの痕跡であり、作家の身体性がイメージの社会的記号と交差し生じる筆致の動的なリズムは、静止したイメージを時間的にも空間的にも拡張させています。本展では渋谷で撮影した複数の夜景のイメージを遊戯的に並置、反転し、相互介入的に構成することで、テクノロジーが孕む可能性と矛盾について考察した新作を発表いたします。また1月18日(火)〜2月14日(月)、西武渋谷店A館1階のショーウインドーでは、God Scorpion(メディアアーティスト)とコラボレーションしたデジタル作品をご覧いただけます。
小林健太個展 Space-Time Continuumの詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

1.
Untitled 1,2021
アーカイバル・ピグメント・プリント
150X100cm

2.
Untitled 2, 2021 [インデックス作品]
アーカイバル・ピグメント・プリント
150X100cm

3.
Untitled 3, 2021
アーカイバル・ピグメント・プリント
75x50cm

4.
Untitled 4, 2021
アーカイバル・ピグメント・プリント
75×50cm

5.
Untitled 5, 2021
アーカイバル・ピグメント・プリント
75X50cm

6.
Blue Light Shibuya #smudge, 2019
アーカイバル・ピグメント・プリント
74X50cm

PROFILE

小林健太

Kenta Cobayashi

1992年 神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。
[主な個展]
2017年
「自動車昆虫論/美とはなにか」(G/Pgallery・東京)
2019年
「The Magician’s Nephew」(rin art association・高崎)
2020年
「Live in Fluctuations」(Little Big Man Gallery・ロサンゼルス)
2021年
「#smudge」(ANB Tokyo 6F Studio1・東京)
[主なグループ展]
2016年
「GIVE ME YESTERDAY」(プラダ財団 Osservatorio・イタリア)
2018年
「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」(水戸芸術館)

2019年には、マーク・ウェストン率いるダンヒルの2020年春夏コレクションとコラボレーション、またヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトンのメンズ秋冬コレクション2019のキャンペーンイメージを手がける。主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016年に写真集『Everything_1』、2020年に『Everything_2』がNewfaveから発行。2022年4月にWAITINGROOM(東京)にて個展を開催予定。

All images of works ©Kenta Cobayashi

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