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B26 第38回伝統漆芸展 乾漆線文箱「暁光」 荒川文彦 奨励賞 石川健輪島漆芸美術館賞(Encouragement Award Wajima Museum of Urushi art Award)

奧行17.5X幅23.5X高13.5cm 乾漆/銀線[髹漆]

 


近年、乾漆技法にて制作しています。今回初めて合口のある箱に挑戦しましたが、
蓋の微妙な動きがなかなか収まらず苦労しました。
陽が昇ろうとするその時、山際が朝焼で紅く染まり、そして光り、輝き始めます。その
「暁光」と言われる空の光、その美しさをモチーフとし、作品に表現してみました。
これからも、美しい自然現象、自然事象を自分なりに解釈し、作品に活かし制作を
続けていきたいと思います。ありがとうございました。

記:荒川 文彦

稜線から差し込む御来光を仰ぎ見た時の、崇高な感動を思い起こさせる。中央の帯の部分は、朱漆と黒漆の暈しの効果によって、朝日の差し込みを強く印象づけ、三本の象嵌の銀線が日の光を際立たせている。艶のある漆と艶消しの漆との、塗り肌の質感の違い、そして銀線のみで景が端的に表現されており、造形感覚に優れた、雲海の広感じさせる作品である。

記:中野孝

PROFILE

荒川 文彦

humihiko_arakawa

石川県/昭和36年生

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