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C11 2021年10月  八ヶ岳高原音楽堂サロンコンサート 「千住真理子」「寺井尚子カルテットwith藤澤ノリマサ」「中川晃教 MUSICAL WEEK 2021」「NAOTO&DEPAPEPE」 高原の秋の心象風景

●千住真理子(ヴァイオリン)
Mariko Senju
2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少入賞。慶應義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、87年ロンドン、88年ローマデビュー。国内外での活躍はもちろん、文化大使派遣演奏家としてブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行う。コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。
●山洞 智(ピアノ)Satoshi Sando
1993年東京芸術大学大学院修了。90年大学より安宅賞受賞。91年第 60回日本音楽コンクール作曲部門首位、あわせて安田賞受賞。その後フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立高等音楽院にてさらに研鑽を積む。97年8月帰国。98年8月には国際交流基金派遣で南米ブラジル、アルゼンチンの各地まで演奏旅行にでかける。現在、東京音楽大学准教授、東京芸術大学非常勤講師。

2021年10月2日(土)、3日(日) 
千住真理子 ヴァイオリン・リサイタル

常に第一線を歩み続け、世界中を飛び回る千住真理子さん。八ヶ岳での演奏歴も長く、30年以上に渡ります。今年はアメイジング・グレイスや世界各国の民謡、「赤とんぼ」、「浜辺の歌」など、秋の八ヶ岳らしいプログラムでノスタルジックな雰囲気に。合間合間に挟まれるエピソードによって、一つひとつの作品はまるで一編の物語のように紡がれました。

●寺井尚子(ヴァイオリン)Naoko Terai
1988年、ジャズ・ヴァイオリニストとしてプロ・デビュー。リシャール・ガリアーノ、リー・リトナー、ボブ・ジェームス、ハービー・ハンコックなど世界的アーティストと国内外のステージで数多く共演。「文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」(2010年)。2020年、プッチーニの歌劇「トゥーランドット~誰も寝てはならぬ」や映画「シンドラーのリスト」のテーマをはじめ、多彩なジャンルの楽曲を表現した最新アルバム 『Flourish(フローリッシュ)』をリリース。同年デジタルシングル「From Paris with Love(パリより愛をこめて)」リリース&ミュージックビデオ公開。収益の一部は慈善団体に寄付された。
●藤澤ノリマサ(ヴォーカル)Norimasa Fujisawa
1983年3月8日札幌市生まれ。1曲の中で「ポップス」と「オペラ」、2つの歌唱法を1人で自在に操る歌唱法「ポップオペラ」を開拓し、提唱する世界で唯一のソロ・ヴォーカリスト。武蔵野音楽大学を卒業後2008年『ダッタン人の踊り』でメジャーデビュー。2020年9月にはBSフジ主催「藤澤ノリマサ スペシャルコンサート2020」を大阪・愛知・東京で開催し、そのコンサートのライブBlu-rayが同年12月25日発売。また約3年ぶりとなるフルアルバム「La Luce-ラ・ルーチェ-」が2021年5月19日に発売された。

2021年10月9日(土) 寺井尚子カルテットwith藤澤ノリマサ

息を呑むほどに、その世界へとひき込まれるジャズ・ライブの真骨頂。高い次元で完成された寺井尚子カルテットに、歌手 藤澤ノリマサさんをゲストに迎えたコラボ公演第2弾。ポップオペラの唯一無二の歌唱は、ジャズ・ヴァイオリンの女王の揺るぎない音楽性によって、より自由により高らかに。新鮮な化学反応は、新たな可能性を予感させました。

●中川晃教 Akinori Nakagawa
宮城県出身。2001年シングル「I WILL GET YOUR KISS」で歌手デビュー。同曲にて第34回日本有線大賞新人賞を受賞。2002年ミュージカル「モーツァルト!」タイトルロールを演じ、第57回文化庁芸術祭賞演技部門新人賞、第10回読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞。16年『ジャージー・ボーイズ』の主人公フランキー・ヴァリを熱演し、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞、第42回菊田一夫演劇賞を受賞。
田代万里生 Mario Tashiro
15歳からテノール歌手の父より声楽を学ぶ。2003年『欲望という名の電車』でオペラデビュー。その後09年『マルグリット』でミュージカルデビュー。第39回菊田一夫演劇賞受賞。

●昆 夏美 Natsumin Kon
東京都出身。2011年『ロミオ&ジュリエット』オーディションでジュリエット役を射止めメジャーデビュー。『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、『ミス・サイゴン』キム役で活躍。2019年第10回岩谷時子賞奨励賞受賞。
藤岡正明 Masaaki Fujioka
2001年デビュー。2005年「レ・ミゼラブル」のマリウス役でミュージカル進出。2008年「ミス・サイゴン」のクリス役で脚光を浴びる。自らの演劇ユニット「青唐辛子」では脚本・演出・音楽・出演を手掛ける。
●加藤和樹 Kazuki Kato
2005年ミュージカル「テニスの王子様」で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。毎年CDリリースや日本武道館など毎年単独ライブや全国ライブツアーを開催。
●園田 涼(ピアノ) Ryo Sonoda
東京大学在学中にプロ活動開始。2016年「三角関係feat.三浦拓也」、2017年「ソノダオーケストラ」始動。作曲・編曲を核に、ポップス、ロック、歌謡曲、ミュージカル、オーケストラ共演まで演奏活動を続けている。

2021年10月13日(水)~17日(日) 中川晃教 MUSICAL WEEK 2021
10月13日(水)中川晃教 with 田代万里生、10月14日(木) with 昆 夏美、10月15日(金)with 藤岡正明、10月16日(土)・17日(日)with 加藤和樹

ミュージカル界のトップランナー中川晃教さんの飽くなき探求心が、錚々たるゲストと共に開催するMUSICAL WEEKに結実。5日間に渡る、異なるゲスト、異なるセットリストによる挑戦は、さまざまな役どころを演じ分け、ミュージカルの魅力を惜しげもなく披露しながらも、天才 中川晃教という源泉に驚嘆しないではいられませんでした。

●NAOTO(ヴァイオリニスト/作編曲家)
東京芸術大学附属音楽高校、同大学音楽学部器楽科卒業。クラシックからポップスまでジャンルにとらわれず、華麗なパフォーマンスで人気を博す。ドラマ「のだめカンタービレ」では、オーケストラの選考から携わり、吹替演奏、楽曲提供、ゲスト出演も果たし一躍注目を集めた。2005年にメジャーデビューし、2017年に自身のレーベルを立ち上げた。作曲家としてNHK「スタジオパークからこんにちは」などのテレビ番組やCMに書き下ろし楽曲を提供し、TEAM NACSの主宰公演など多数の舞台音楽を担当。ほかにもラジオパーソナリティなど活動は多種多彩。

●DEPAPEPE
2002年11月徳岡慶也と三浦拓也で結成された、2人組ギターインストゥルメンタルユニット。アコースティックギター2本で、さわやかなメロディーと柔らかな音色で心象風景や喜怒哀楽や四季折々の情緒を表現する。インストゥルメンタルのアーティストのデビュー作品では、日本音楽史上初のオリコンベスト10内7位にランクイン。第20回日本ゴールドディスク大賞ではニューアーティスト・オブザイヤーとインストゥルメンタル・アルバムオブザイヤーの二冠。国内のライブ活動に加え、海外でも韓国、タイ、インドネシア、台湾、シンガポール等でCDをリリースし、アジア圏でも毎年ライブ開催。

2021年10月30日(土) NAOTO&DEPAPEPE 八ヶ岳スペシャル・ライブ

根強いファンを持ち、引く手あまたの人気を博す両者が、年に一度一から創り上げるのが、八ヶ岳スペシャル・ライブ(通称:ヤツスペ)。都内でのリハーサルに加え、公演2日前から音楽堂入りしてアコースティックな響きを追求。ヴァイオリン独奏でのLiSA「紅蓮華」、振り付けまで添えたBTS「Dynamite」の初披露など、「八ヶ岳で成功したものは、他のライブにも持っていける」という言葉が、毎回の「スペシャル」を裏付けています。

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