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C14 2022年1月  八ヶ岳高原音楽堂サロンコンサート 「LEO」「KOKIA」「東儀秀樹」「小林愛実」 清々しい高原で迎える新春

●LEO(箏)
1998年横浜生まれ。横浜インターナショナルスクールで9歳の時に箏と出会い、筝曲家のカーティス・パターソン氏の指導を受け、のち沢井一恵氏に師事。14歳で「全国小中学生箏曲コンクール」グランプリ受賞。16歳で「くまもと全国邦楽コンクール」史上最年少 最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。2017年、19歳でファーストアルバム『玲央1st』でメジャーデビュー。2019年、カバーアルバム『玲央 RE BORN』リリース。Eテレ「にっぽんの芸能」、MBSドキュメンタリー番組「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、など多くのメディアに出演。秋山和慶指揮 東京フィルハーモニー交響楽団、沖澤のどか指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団でソリストを務める。東京藝術大学在学中。

2022年1月2日(日)ニューイヤー・コンサート LEO 箏リサイタル
1年の幕開けとなるニューイヤー・コンサート。今年は、注目の琴奏者LEOさんが登場。古典だけではなく、現代曲やクラシックの作品も交えたプログラムは、邦楽界の新境地を切り拓いているLEOさんならではのものでした。

●KOKIA
音楽・芸術を愛した祖父母の影響で多くの芸術に慣れ親しんで育つ。3歳からヴァイオリンを始め、高校・大学と桐朋学園で声楽を専攻。クラシックを学ぶ一方、自らが作詞・作曲をした楽曲を通して、大学在学中にデビュー。早くから海外での評価も高く、変幻自在なその歌声は「ボーダーレスな歌声」としてヨーロッパでも支持をされ活動の場を世界に広げている。デビュー22周年を迎えCMソングやプロデュース活動など、音楽的視野と活動範囲にいっそうの広がりをみせている。現在ロンドンと日本に在住し、配信という形で歌を届け続けている。

2022年1月8日(土)KOKIA ~音楽の降る場所 vol.5~
クラシックをベースとしながらもオリジナル楽曲で独自の世界を築き上げ、ボーダーレスに活動を続けるKOKIAさん。「音楽の降る場所」という公演タイトルに表されているように、毎回、場の持つポテンシャルを取り込んだ、ここでしか味わえないステージへと昇華されます。

●東儀秀樹 Hideki Togi
1959年東京生まれ。東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家。父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収し成長。宮内庁楽部在籍中は、篳篥(ひちりき)を主に琵琶、太鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。1996 年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、以後次々とアルバムリリース。日本レコード大賞企画賞、ゴールドディスク大賞、平成16年度芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞歴多数。
●東儀典親 Norichika Togi
2006年11月22日 東京生まれ。奈良時代から1300年にわたり雅楽を世襲してきた東儀家に生まれる。篳篥、舞、ギター、歌、作曲。2019年9月仁和寺音舞台が初舞台。2020年1月、東儀秀樹と舞楽「登殿楽」共演(サントリーホール)

2022年1月15日(土)・16日(日)東儀秀樹 新春の舞と楽奏
ご子息の典親さんとの新年を寿ぐ舞に、1300年続く東儀家の伝統の継承を垣間見た第一部。そして、雅楽にとどまらない東儀さんの才能は、第二部でのバンド・セッションの中でも縦横無尽に発揮され、アーティスト東儀秀樹の世界を堪能しました。

●小林愛実 Aimi Kobayashi
2021年10月、「第18回ショパン国際ピアノコンクール」第4位入賞。7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。2005年(9歳)以降、ニューヨークのカーネギーホールに4度出演、パリ、モスクワ、ポーランド、ブラジル等に招かれ、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響などと共演。ポーランドには、「ショパンとヨーロッパ」国際音楽祭ほか、協奏曲のソリストとして度々招かれている。国内でも多数のオーケストラと共演し、サントリーホールをはじめ各地でもリサイタルを行い、高い評価を得ている。1995年山口県宇部市生まれ。8歳より二宮裕子氏に師事し、2011年桐朋学園大学付属高校音楽科に全額奨学金特待生として入学。2013年よりフィラデルフィアのカーティス音楽院に留学。現在、マンチェ・リュウ教授に師事し研鑽を積んでいる。今、世界的な活躍が期待できる日本の若手ピアニストとして注目を集めている。

2022年1月22日(土)小林愛実 ピアノ・リサイタル
新型コロナウィルスの流行により来日が叶わなかったダン・タイ・ソン氏の代替公演として行われた本公演。尊敬するダン・タイ・ソンさんの代役ということで、ショパン・コンクール入賞後の過密なスケジュールを調整くださいました。「24の前奏曲」をはじめ、コンクールさながらの緊張感と完成度に引き込まれました。

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