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C18 2022年5月  八ヶ岳高原音楽堂サロンコンサート 「岡本知高」「木島真優」「サラ・オレイン」「石田組」 爽やかな高原に響く音色

●岡本知高 Tomotaka Okamoto
1976年生まれ。高知県宿毛市出身。ソプラニスタ(男性ソプラノ歌手)。岡本の場合は変声後も強靭なドラマティック・ソプラノの音域が自然に維持され続けている世界的にも大変希有な「天性の男性ソプラノ歌手」である。国立音楽大学を卒業後、フランスのプーランク音楽院を首席で修了。心の深淵に温かく響く唯一無二の歌声は「奇跡の歌声」と称され、個性的なキャラクターとコスチュームも併せてクラシック界にとどまらず各方面からの呼び声も高い。そのレパートリーは幅広く、宗教曲、オペラ、クロスオーバー、日本の唱歌やポップスと多岐にわたり、フジテレビ フィギュアスケート中継テーマ曲「ボレロ」ではまさにその真骨頂を聴くことが出来る。また、20年以上にわたってライフワークとして取り組んでいる全国各地の学校訪問コンサートは年間数十公演に及び、子供達とのふれあい活動にも尽力している。近年では、デーモン閣下との異色の共演《悪魔の森の音楽会》が好評を博し各地での公演が予定されているほか、《富士スピードウェイ FIA 世界耐久選手権》や《世界フィギュアスケート選手権2019》にて国歌独唱を務めたことも記憶に新しい。

2022年5月1日(金・祝)岡本知高 華麗なるソプラニスタ
2021年の初登場から早1年。岡本知高さんがゲスト出演するTV番組「朝だ!生です旅サラダ」でも音楽堂をご紹介いただき、ご縁が深まりました。大きな会場でPAを入れたコンサートも多い岡本さん。圧倒的な歌唱力を生で感じられる貴重なステージとなりました。

●木嶋真優(ヴァイオリン)Mayu Kishima
2016年第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール優勝。2000年第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年少で最高位受賞。2011年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝、併せてその優れた音楽的解釈に対しDavid Garrett賞も受賞した。2002年度文化庁海外派遣研修員。2015年秋にはケルン音楽大学大学院を満場一致の首席で卒業、ドイツの国家演奏家資格を取得。2020年12月にはキングレコードより新譜CD「seasons」をリリース。使用楽器はNPO法人 イエロー・エンジェル、宗次コレクションより特別に貸与されたAntonio Stradivari 1699 ”Walner”。

2022年5月4日(水・祝)木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル
正統的なアプローチと、研ぎ澄まされた集中力。メディアでの華やかな活躍を目にして来場された方は、クラシック奏者としての真摯な演奏にギャップを感じたかもしれません。小さい頃、ガラス戸越しに、いつかこのステージで演奏したいと思っていましたと木嶋さん。揺らぐことのない眼差しに、ますますファンになったことでしょう。

●サラ・オレイン(ヴォーカル/ヴァイオリン) Sarah Àlainn
オーストラリア出身。ヴォーカリスト、ヴァイオリニスト、作詞作曲家、コピーライター。英語、日本語、イタリア語、ラテン語を操るマルチリンガル。音が色で見える共感覚者。東京大学に留学。在学中に光田康典氏作曲『ゼノブレイド』のエンディングテーマでヴォーカリストとしてデビュー。2012年メジャーデビュー。全アルバムクラシック・チャート1位を獲得。上皇上皇后両陛下の御前で国歌独唱。「オーストラリアnow 」親善大使、「九州国立博物館」応援大使。グラミー賞16度受賞の名プロデューサー デイヴィッド・フォスター、アンドレア・ボチェッリ、羽生結弦選手、辻井伸行氏などと共演。映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』の日本語と英語版の主題歌を担当。NHK大河ドラマ『西郷どん』劇中歌、テレビアニメ『約束のネバーランド』劇伴曲を歌唱。NHK『おとなの基礎英語』、国際放送NHKワールド『KABUKI KOOL』(片岡愛之助氏)ではナビゲーターを担当。NHKよるドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』で女優デビューを果たす。TOKYO FM/FM Osaka『Peace of Mind~土曜の朝のサラ・オレイン』では長年パーソナリティを担当。世界的講演会TEDxUTokyoに出演「意味のある無音~『間』」をテーマに発信。東京藝術大学の特別講師を務める。コピーライターとして三菱商事やJALなどのコピーを手掛ける。

2022年5月7日(土)サラ・オレイン 天上の音楽
「天上の音楽」というタイトルは、天上から降り注ぐ、どこまでも透き通った歌声に感化されて、こちらからリクエストしました。毎回、八ヶ岳のために、ここでしか聴けないセットリストをご用意くださるサラさん。今回は、八ヶ岳の森をイメージしてカリンバに初挑戦されました。

●石田泰尚(ヴァイオリン) Yasunao Ishida
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。録音も多く石田組デビューアルバム“THE石田組”、ソロライブアルバム第3弾となる“Mozart Live”はレコード芸術誌上で特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。

2022年5月5月27日(金)・5月28日(土)硬派弦楽アンサンブル 石田組 新緑の弦楽八重奏 <色彩と調和>
メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」から、映画音楽、ディープパープルまで。場の空気を一瞬で変え、ライブ感あふれる圧倒的な統率力と一体感は、石田組ならではのもの。他の会場ではあまりないという石田組長不在のアンサンブルもあり、選りすぐりのメンバーの実力に、ファンの皆さんも沸きました。

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C18 2022年5月  八ヶ岳高原音楽堂サロンコンサートと記入してください

西武・そごうの別荘地 八ケ岳
海の口自然郷にある八ヶ岳高原音楽堂でのコンサート
/気軽に参加できる多彩な学びの場、
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