
C1 吉村順三作 たためる椅子 八ヶ岳高原音楽堂 名建築家の傑作折りたたみ客席椅子が入手可能
「たためる椅子」は1988年に、
日本モダン建築の巨匠・吉村順三、建築家・中村好文、家具デザイナー・丸谷芳正の
共同ワークにより設計された椅子です。
日本人のDNAに刻み込まれた所作「たたむ」「しまう」「だす」が基軸となった
この椅子は、時代を超えて、いまなお、新しい風を感じる隠れた名作。
吉村順三が「座布団」にアイディアを得たといわれています。
この椅子は八ヶ岳高原音楽堂のために300脚製作、2年後の1990年に正式発表されました。
「必要な時に必要な数だけ取りだして使える日本の“座布団”は、昔の人々の残してくれた素晴らしい生活用具。座布団のように簡単に小さく畳めて持ち運びも便利で、掛け心地は勿論ですがオブジエとして形がよい、狭い所にも仕舞える椅子をつくりました。」
(吉村順三~参考文献:丸谷芳正「吉村順三が住宅設計に残したもの/たためる椅子 吉村順三からの宿題」)
「普通のフォールティングチェアは仮に座っているという感じだけど、このたためる椅子は本格的にちゃんと座れる椅子だ。座り心地の良さがある」
(吉村順三~参考文献:丸谷芳正「吉村順三が住宅設計に残したもの/たためる椅子 吉村順三からの宿題」)

製作者:丸谷芳正(家具デザイナー)
Yoshimasa Maruya
家具デザイナー。「たためる椅子」を、吉村順三、中村好文とともにつくる。
1950年生まれ。76年東京藝術大学美術学部工芸科卒業。76年木曽御岳奥村木工所入社(建築家奥村昭雄の下で家具開発)。80年設計工房MandM 設立(家具デザイン・製作)。80~99年東京藝術大学美術学部建築科非常勤講師。88~08年県立沖縄芸術大学デザイン科非常勤講師。95年「二階堂学舎のたためる椅子スモールヴァージョン」にて(社)日本インテリアデザイナー協会賞(インテリアスペース協力賞)。98年「ひとりひとりにあわせた椅子たち」にて(社)日本インテリアデザイナー協会賞(インテリアプロダクト奨励賞)。99~2005年国立高岡短期大学産業工芸学科助教授、教授(木材工芸担当)。2000~04年(社)日本インテリアデザイナー協会理事。05~16年国立大学法人富山大学芸術文化学部教授(建築デザイン担当)。08~11年「たためる椅子」がジャパンファウンデーション主催「WA-現代日本のデザインと調和の精神」展にて選定され、世界8ヶ国国を巡回。16年~ 設計工房MandMを主宰。
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