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C4 2021年3月 八ヶ岳高原音楽堂サロンコンサート 「岡本知高」「秋川雅史」「石丸幹二」 早春の八ヶ岳高原音楽堂で歌い上げる

岡本知高(ソプラニスタ)Tomotaka Okamoto
1976年生まれ。高知県宿毛市出身。ソプラニスタ(男性ソプラノ歌手)。 岡本の場合は変声後も強靭なドラマティック・ソプラノの音域が自然に維持され続けている世界的にも大変希有な「天性の男性ソプラノ歌手」である。
国立音楽大学を卒業後、フランスのプーランク音楽院を首席で修了。心の深淵に温かく響く唯一無二の歌声は「奇跡の歌声」と称され、個性的なキャラクターとコスチュームもあわせてクラシック界にとどまらず各方面からも好評を博す。そのレパートリーは幅広く、宗教曲、オペラ、クロスオーバー、日本の唱歌やポップスと多岐にわたり、フジテレビ フィギュアスケート中継テーマ曲「ボレロ」ではまさにその真骨頂を聴くことができる。また、20年以上にわたってライフワークとして取り組んでいる全国各地の学校訪問コンサートは年間数十公演に及び、子ども達とのふれあい活動にも尽力している。

2021年3月6日(土)岡本知高 華麗なるソプラニスタ
「音楽堂の響きにぞっこんです」と、絶賛くださった音楽堂初登場の岡本知高さん。
カストラートが活躍したバロック時代の宗教曲から、長野県にちなんだ「落葉松」、3.11を前に被災地への思い、そしてオペラの名曲など、力強くも美しいソプラニスタの歌声に、多くの方が涙されました。

当日の演目。「オンブラマイフ」からアンコールの「誰も寝てはならぬ」まで、八ヶ岳高原音楽堂は深い感動に包まれました。

秋川雅史(テノール) Masafumi Akikawa
1967年愛媛県西条市生まれ。4歳からヴァイオリンとピアノを始める。 のちに父の指導のもと声楽の道へと転向。 国立音楽大学・同大学院にて中村健氏の指導を受けたあと、4年間イタリアのパルマでデリオ・ポレンギ氏に師事。帰国後、第九のソロや数々のコンサートに出演。1998年、カンツォーネコンクール第1位、日本クラシック音楽コンクール最高位をそれぞれ受賞、その後、数々のテレビ ラジオ番組等に出演。2006年「 千の風になって 」をリリース、同年、第57回NHK紅白歌合戦に初出場。2007年1月、シングル「 千の風になって 」でオリコンシングルチャート1位を獲得、130万枚もの売り上げとなる。2011年9月21日、シンングル「 あすという日が 」を発売。この年、第62回NHK紅白歌合戦に4回目の出場を果たす。 2014年2月 秋川雅史 初のベストアルバムを発売。 毎年、自身のコンサートツアーを精力的に実施。現在、実力・人気を備えた日本の代表的テノール歌手として活躍している。

2021年3月20日(土・祝)
秋川雅史 リサイタル
オペラアリア、イタリア歌曲、カンツォーネをはじめ、日本の叙情歌や「群青」「乾杯」といった歌謡史に残る名曲まで。音楽への愛情に満ちた軽妙なトークに導かれて、秋川さんの幅広い音楽性に触れるリサイタルとなりました。最後はもちろん『千の風になって』。はるか富士山を望み、大きな空が広がる音楽堂に美声が響き渡りました。

秋川さんの幅広い音楽性が遺憾なく発揮された演目は、多くのお客さまにとって忘れられない体験となりました。

石丸幹二
(ヴォーカル・サックス)
Kanji Ishimaru
東京音楽大学でサックス、東京藝術大学で声楽を学ぶ。1990 年、劇団四季にてミュージカル『オペラ座の怪人 』ラウル子爵役でデビュー、劇団の看板俳優として、『 美女と野獣 』、『 ウエストサイド物語 』、『 ハムレット 』、『 壁抜け男 』等に主演し、2017年退団。その後も現在に至るまで、ミュージカル界をけん引する俳優として『 ラブ・ネバー・ダイ 』『 ジキル&ハイド 』『 パレード 』などに主演。映像にも活動の場を広げ、ドラマ「 半沢直樹 」、大河ドラマ「 花燃ゆ 」、「 孤高のメス 」、「 少年寅次郎 」、「 相棒 」等に出演する。音楽活動は、ソロアルバム「 My Favorite Songs 」「 My Musical Life 」等の他、リュート奏者つのだたかしとの「 武満徹のうた 」、ジャズギタリスト吉田次郎との「 Something’s Coming 」をリリース。オーケストラコンサート、ジャズクラブ、ホテルでのディナーショーなど多彩にソロ活動を展開する。20年にはデビュー30周年記念アルバム「 The Best 」「 Duets 」をリリース。さらには、「 兵士の物語 」「 夏の夜の夢 」「 リンカーンの肖像 」などの朗読アルバムも発表している。現在、テレビ朝日系「 題名のない音楽会 」の司会、FM TOKYO「 Grand Seiko THE NATURE OF TIME 」( 土曜12時より )のパーソナリティも務めている。今年の大河ドラマ「 青天を衝け 」に大久保利通役で出演。

2021年3月27日(土)石丸幹二 

デュオコンサート~スプリング・ヴァージョン

歌手、俳優として八面六臂の活躍を続ける石丸幹二さん。4度目のご出演となる今回は、世界的なジャズピアニスト、クリヤ・マコトさんを迎え、ミュージカル、映画音楽を中心としったセットリストを披露くださいました。石丸幹二さんは大河ドラマ「青天を衝け」“大久保利通役”の役作りのためトレーニング中とのこと。

ミュージカル、映画音楽を中心に、いつも溌剌とされている幹二さんに今回も元気をいただきました。

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