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E16 西武池袋本店 ラ・ドログリー 7階 趣味の店 サンイデー パリの街角から来た手芸店

1975年、ある晴れた日パリのレ・アール地区ジュール通りにラ・ドログリーは生まれました。ラ・ドログリー”la Droguerie”とは、フランス語で「日用雑貨店」のこと。drôle(面白い)という言葉にかけた、面白いお店の面白い名前です。私たちは染色材料やいろいろな種類の材料を大きなビンや袋に入れて、お客さまの相談に乗りながら量り売りをしていた昔ながらのフランスのお店のイメージで色を売っています。この色とディテールこそ私たちが再現したかったものなのです。それはいつも何か発見があって、たくさんのアイテムとたくさんのアイデアが詰まった魔法の場所です。私たちがデザインし、セレクトしたビーズ、ボタン、スパングル、リボン、ガロン、生地、そして毛糸。ラ・ドログリーでは年に2回、モードに合った、そして私たちの「今欲しいもの」を集めた新作コレクションを発表しています。またスタッフの的確なアドバイスによって、初めての方も、テクニックのある方も、みんなが今の気分に合ったアクセサリーやニットを作ることができます。ラ・ドログリーには、一人ひとりが自信を持って「これ、私が作ったのよ!」と言える喜びがあります。パリ生まれの手芸店、ラ・ドログリーは関東ではここ西武池袋本店の趣味の店 サンイデーにお店があります。【2022.6月記】

 

手芸店ラ・ドログリーの原点である手芸、編み物。ここの糸はすべてオリジナル。フランスの感性で選ばれたカラーパレットが春・夏用、秋・冬用とそろっています。こちらは木綿糸などを使った春・夏用糸のゾーンです。

こちらはウールやモヘヤ糸が中心となる秋・冬用毛糸です。ラ・ドログリーらしいオリジナルカラーです。

店の奥に並ぶのは創業者のアンヌさんが最初に染めた色の毛糸各種。フランス伝統の味わい深い色合いです。店内中央にはフランスから持ち込まれた木製のかせくり機もあります。

ボタンマニアだった創業者のアンヌさんこだわりのフランス製ボタン各種。日本では見つけることが難しいものがほとんどです。ヨーロッパの中でも特に手芸店が多いのがフランス。これは個性あるおしゃれを好むフランス女性は、既製服をそのまま着るのではなく「どこかワンポイントを手作りすることで自分らしさを作りたい」という方が、ほかの国に比べてとても多いからです。そして繊細で小さな部分にこだわるフランス女性の感性は日本女性と似たところがあります。またボタンだけでなくワッペン類やアクセサリーパーツ類のバラエティーの豊富さもこの店ならでは。既製服のボタンを自分で取り換えて個性的なおしゃれを楽しむ方は広い年齢の方々にいらっしゃいますが、最近は、若い方でここのボタンとパーツを組み合わせて個性的なネックレスやイヤリングを作りあげ、ネットショップで販売する方も出てきました。

こちらはこのお店のパーツで作られたネックレスやイヤリング。季節ごとに色々な作品を作られるお客さまも増えています。民族調のビーズ、貝殻型の金具やターコイズブルーのパーツが涼し気な夏用のネックレスやイヤリングです。

Nouveau!!(新商品)」の札が出ているコーナー。最近のパリのトレンドはネイティブアメリカン(アメリカ先住民)のアクセサリーによく使われるビーズ類。フランス語でヒシ(Heishi)ビーズと呼ばれる、こういったエスニック調のパーツ類も充実してきました。

もちろん各色のガラスビーズ類も豊富にそろっています。

フランスの手芸材料というとすぐに思いつくのがテープ、リボン類。昔の機械で作られる「ガロン」と呼ばれる高度な刺繍しゅうを施した手織りのアートテープはフランス本国でも見つけるのが難しくなっています。フランスのジュリアン・フォール社が作るガロンは昔はカーテンフリンジやドレスなどにも使われましたが、今はパリのオートクチュール・メゾンのドレスやスイスの高級腕時計のベルトなどに使われています。今では貴重になってきているこのガロンを使って、ポシェットやポーチなどの小物を作る方も多くなっています。

最近のラ・ドログリーはオリジナル生地やカットックロスにも力を入れています。フランスらしい柄の生地が各種そろっています。これらを使ってご自宅でちょっと小粋な小物などを作る方もいらっしゃいます。手芸のあれこれについては、ラ・ドログリーのスタッフにお気軽にお尋ねください。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずE16 西武池袋本店 ラ・ドログリーと記入してください