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E26 西武池袋本店 酒売場(洋酒) 地下1階 食品売場 ワインとビールの圧倒的品ぞろえ

ワインは極めて歴史の古い酒で、新石器時代に醸造が始まりジョージアは7000年から5000年前の遺跡からワイン発祥地の一つとされています。その後ワインはフェニキア人により地中海からヨーロッパへ広まったようです。ワインについて書かれた最古の文献は、紀元前2000年ごろに作られたシュメール語の粘土板であり「ギルガメシュ叙事詩」にも登場します。シュメールでは紀元前5000年ごろに世界初のビールの醸造技術も確立し、紀元前3000年代初期に双方が古代エジプトへと伝わったようです。これら古代オリエント地域ではビールは日常用、ワインは高級品として飲み分けていたようです。ワインは古代ギリシャでは水割りで飲まれており、古代ローマに伝わり、ローマ帝国の拡大とともにヨーロッパ内陸部にも水割りの形で伝わりました。当時のワインは糖分が多くアルコール度数が低く、酒というより保存性の良いソフトドリンク感覚だったようです。ヨーロッパでは水は硬水が多く飲みにくかったため、これを飲みやすくするためワインを水に加え飲みやすくしていたようです。しかし醸造技術が進歩を遂げアルコール度数が上がると、ワインをストレートで飲む大酒飲みが増えていきました。中世ヨーロッパでブドウ栽培とワイン醸造を主導したのは僧院でした。これはイエスがワインを指して自分の血と呼んだことから、ワインはキリスト教の聖餐式での重要なものとなりましたが、酩酊は罪とされていました。しかしワインによる酩酊はワインの起源以来、宗教的効能とみなされており、古代ギリシャ人はワインと酩酊の神ディオニュソスを崇拝、古代ローマ人はワインの神バッカスを崇拝していました。一方ユダヤ教でも旧約聖書の創世記では、ノアが大洪水を乗り切った後、栽培した葡萄で作ったワインに酔って自分の息子に醜態を晒したり、ソドムを脱出したロトを娘たちがワインで酔わせた話が出てきます。ワインの飲用は古代ユダヤ人の習慣でもありました。そしてこれを受け継いだキリスト教でも最後の聖餐に登場したことで、ヨーロッパにおける暮らしの中でのワインの重要性はキリスト教の普及とともに確立していきました。

ワインコーナーの入口にはヴィノスやまざきです。ヴィノスやまざきは1913年の静岡市内の酒屋から始まり1950年代には地酒販売を開始。そして1994年にはワインの直輸入を開始。3代目の祐子社長が父の店を手伝い始めました。ワイン販売は商社からの仕入れが一般的だった時代に価値あるワインをお届けしようとフランスへ直接買い付けに向かいました。2001年には東京進出。西武渋谷店A館地下2階に初出店しました。ヴィノスやまざきは直接現地を訪問し畑やぶどう、醸造施設やワインの造りまで確認しています。産地は南フランスから始まりカリフォルニア、南アフリカ、オーストラリア、ウルグアイまで11カ国・のべ2,500軒にも及ぶ蔵元を訪問。コストパフォーマンスの高さがワイン好きのお客さまの高い支持を受け、ケース買いされる方が多いのが特徴です。

ボルドーなどの上質な本格ワインに強いエノテカは1988年に創業。翌年から卸し営業を開始し9月東京都港区にワインショップ・エノテカ広尾本店を開店し、ワイン専門商社として全国に広がっています。ここ池袋店ワインコーナーの奥のワインセラーにも多くの逸品がそろっています。

セラー室内の冷蔵ケースには池袋本店ワインコーナーでも最高級の逸品がそろっています。今や十万円超えのワインはフランスワインばかりでなく、カリフォルニアワインにも最高級品がそろっています。

近年、急速に国際的な評価を高めているのが国産ワインです。昔も今も国産ワインと言えば山梨県がその中心地ですが、近年はより寒冷な長野県などにも産地は広がっています。インデックスページで長島係長が手に持つのはグランポレール メリタージュ。最高級のぶどうを栽培するため標高平均580mの長野県池田町の「安曇野池田ヴィンヤード」がその産地です。そこは冷涼な気候と、吹きわたる清々しい風が特徴で、気候条件・土壌ともにフランス系品種の産地として最高級の条件を満たしていると言います。樽熟成後のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを、樽ごとにテイスティングして選び、安曇野池田ヴィンヤードシリーズのフラッグシップにふさわしい最高級のワインだけを最適の比率でブレンドしています。

世界と日本のビールコーナーには、世界各国と日本全国のビールファン垂涎のアイテムがそろっています。ワイン人気の一方で、ビールの銘柄にこだわって飲み比べるお客さまにとって、このコーナーは見逃せないものになっています。

左)アメリカ ストーンのIPA。IPAの正式名称は「India Pale Ale(インディアペールエール)」。大航海時代にイギリスから、当時の植民地インドまでビールを持っていこうと防腐作用のある「ホップ」を大量に投入しこの名前がつきました。自分の飲みたいビールを醸造するという西海岸のロックスタイルのストーンブリュワリーが英国式ペールエールにホップを大量投入して1997年に作った実験的なこのビールは世界中で熱狂的人気を獲得しました。

右)ベルギー ヴードゥーレンジャー New Belgiumが2017年から展開する“Voodoo Ranger”シリーズ。Voodoo Rangerというアメコミ風のキャラクターが自分の様々な経験に基づき醸造したという設定のロックテーストのビール。こちらもIPA(インディアペールエール)でホップが効いたライン。フレイバーはジューシーで爽快な苦味が人気です。輸入ビールコーナーには、そのほかにも伝統的なアメリカビールやベルギービールもそろっています。

左)スワンレイクコシヒカリ 新潟発。2000ニューヨーク・2006シアトルでのワールド・ビア・カップ(ビールのオリンピック)で日本メーカー初の世界1に輝き、現在までの国際審査会などで金・銀・銅合わせて142個(2021年2月現在)のメダルを獲得。

右上)伊勢角屋麦酒 1575年(天正3年)にお伊勢参りの船着き場に茶店として創業した伊勢角屋が1997年から伊勢角屋麦酒を創業。伊勢神宮内宮・外宮に出店。2017年からビール界のオスカーと呼ばれる「International Brewing Award」でペールエールが2大会連続金賞受賞。

右下)COEDOビール 1982年創業。埼玉県川越市(通称小江戸)が本社。主力の1つ「Beniaka」は川越芋(紅赤)を使用、サツマイモを原料にした世界初のビール(発泡酒)。

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