SOGO SEIBU TransCulture

E22 西武池袋本店 ブラスリー・カフェ  ル・リオン 8階ダイニングパーク池袋 レストラン街に佇む本格フレンチのブラスリー・カフェ

2011年のレストラン街大改装を契機に登場した本格フレンチのブラスリー・カフェ”ル・リオン”は池袋西武では1970年代からあったライフスタイル性の高い本格フレンチカフェの久々の再登場となった。フランス映画やフランス文学に欠かせない本格フレンチカフェは、フランス式の憩いの場であり、集いの場であり、若者たちやシニアたちが語り合い、議論しあったりする中からブランス文化が生まれてきた場所。そんなパリの街角に欠かせないお洒落なフランス式のライフスタイルを愛する人たちの場があるのも池袋西武らしさかもしれません。【2020.2月記】

ガラス面には、フランス式に7階と表示された店名や「今日の定食」「ワイン」「シャンパン」などの文字が描かれ、照明や椅子だけでなく壁に飾られたポスター、店内に置かれたフランスのアートブック、さらには店内に流れるフランスのラジオ放送、さりげない角砂糖までがフランスの小粋な雰囲気を盛り上げてくれます。

フランスの大衆的なカフェによく使われる薄いタイプのライヨールのナイフ、真鍮のレシートを押さえる文鎮などこの店の細かい部分へのこだわりはフランスのカフェ文化をかなりピュアな形で伝えてくれています。

入口の壁に埋め込まれたグランドメニュー、黒板に書かれた今日のメニュー、さらには裏口厨房ドアに書かれた文字までフランスの街角がそのまま再現されているのがル・リオンの面白さ。この店はフランス人やフランスに住んでいた方々のファンも多く、気取ったフランス料理ではなく、「カスレ」や「ステーキフリット」などフランス庶民が楽しむ街角のブラスリー料理が気軽に楽しめるお店。カフェとフレンチタルトを楽しむ人、ワインやビールと一緒に「クロックマダム」など定番カフェ軽食を楽しむ人、エスプレッソを立ち飲みする人など、朝から夜まで様々な形での使われ方ができます。

フランスのブラスリー料理の定番、豚肉・ソーセージ・白いんげん豆の田舎風煮込み料理の「カスレ」やステーキとフレンチフライのセットメニュー「ステーキフリット」などフランス庶民の定食メニューが気軽に食べられる店は都内にもそれほど多くはありません。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずE22 ブラスリー・カフェ ル・リオンと記入してください