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E8 西武池袋本店 炭火焼鳥 母家 地下1階 西武食品館おかず市場 池袋の地で愛され45年

日本人が愛してやまない「焼き鳥」はいまや世界に知られたグルメです。ここ母家は1975年創業の池袋の名店です。塩焼き、たれ焼き、どちらも名品。そこには奇をてらったものは何もありません。流行りものは一切置かない。昔ながらの手法で作るシンプルスタイルの炭火焼鳥専門店です。それだけに、一串に込められた職人魂を味わっていただくお店です。鶏肉はもちろんのこと、塩やたれに原材料のすべてを吟味し納得したものだけを使用し、最高級の備長炭を使ってお客さまの目の前で焼き上げています。20年前、常連さんだった池袋本店の従業員からの強い要望で出店した当時から「つくば鶏」をはじめ各地の味わい深い銘柄鶏を実際に炭火で焼いてみて、塩とたれのどちらの味にも合わせやすいものを選んでいます。もちろん、鮮度も美味しさに大いに貢献しています。炭火は、うなぎを焼くときなどに使われる備長炭。実はデパ地下の厨房は、構造上、炭火を使うことが難しいのですが、母家の焼鳥は炭火が命!というわけで、特別に装置を付けたほどでした。店頭からもガラス越しに炭火焼の厨房が見え、朝からもうもうとした鳥を焼く白い煙が目の前に展開し、思わず食欲がそそられます。塩は自然海塩。詳細は企業秘密ですが、日本海の塩と太平洋の塩をブレンドしています。最近は世界各地の塩が注目されて、「岩塩」もよく見かけるようになりましたが、焼鳥には岩塩だとちょっと塩味が強い場合があるのだそうです。自然海塩は、ミネラル分を多く含んでまろやかな甘みのある塩味で、肉の味を引き立ててくれるのです。たれは、和歌山のしょうゆ、金沢の板飴、四国の和三盆を使い、一般的なとろみ付けの片栗粉は一切使いません。「みたらし」のような焼き鳥に慣れていると、少しびっくりしますが、味はしっかりついているのにくどくなく、ダイレクトに鶏肉の味がわかります。【2020.5月記】

串打ちした各種のお肉を左から手際よく並べていきます。

手元の備長炭から上がるもの凄い熱気の中の作業です。

ころ合いを見て塩味には秘伝の塩をかけて味付けしていきます。

 

もうもうとした煙が立ち上る昔ながらの正直な製法です。

左から右に順番に焼き進めていき、裏表を良く焼きます。

厨房の排気は専用の強力パワー。とても家庭ではできません。

飛び出して焦げてしまった部分は切り取り形を整えます。

長年のコツと勘で綺麗な焼き色でふっくらした仕上がりの焼鳥をみるみる手際よく仕上げていきます。

PROFILE

炭火焼鳥 母家

sumibiyakitori omoya

西武池袋店を任されている青柳店長は、毎日1000本以上を焼き、累計百万本以上を焼いてきた大熟練。炭の様子を見ながら、表面を焦がさずジューシーに焼き上げる技が光ります。販売スタッフも長く勤め続けているので、注文から受け渡しまで手際よくお待たせしません。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずE8 西武池袋本店 炭火焼鳥 母家と記入してください