SOGO SEIBU TransCulture

F17 西武渋谷店 モードプラス YOHSAGRA A館5階婦人服売場 エレガントテーストにストリート、ヒップホップ、アーティスト、アスリートなど異なる要素を交えドレスをもっと日常的なものへ。

2021年秋にローンチされたデザイナードレスブランド「YOHSAGRA(ヨウサグラ)」。黒を基調としたエレガントなスタイルから毒を持った生物の柄をあしらったドレスまで、パーティー仕様にとらわれない新しい在りかたを追求したドレスの数々がA館5階モードプラスに2022年3月から登場しました。「エレガントをストリート(日常)に奪い返す」をテーマに大胆さと繊細さをあわせ持ったドレスはブランドの新たな可能性を表現しています。デザイナーの相楽 陽(サガラ ヨウ)氏は「日本ではドレスが持つエレガントという言葉が野暮ったいものになってしまっているが、エレガントな要素にストリート、ヒップホップ、アーティスト、アスリートなど異なったものを交えドレスをもっと日常的なものへと変えていきたいと考えている」「海外ドラマではドレスを着てちょっと友達とお食事へというシーンが多いが、日本ではあまり見られない。ドレスを着るTPOの文化がないのなら、ドレスを着るシーンをもっと曖昧にして新しい提案をしたい」と語っています。【2022.4月記】

YOHSAGRAの代表作の一つ猛毒を持ったヒョウモンダコ(豹紋蛸)柄のドレス(Blue ringed octopus slip dress)。外敵から身を守るために体内に猛毒を蓄積する彼らの美しい模様や色彩は、擬態や保護色とは真逆です。彼らは自らを自然の中に紛れさせることなく、外敵への警告を誇らしく掲げます。私達の社会にも、あなたを傷付け、利用しようと目論む人々は存在します。YOHSAGRA氏は身を守ったり逃げたりするだけでなく、誇ることで生き延びるため毒の色彩や模様を身に纏う提案をしています。

一見シンプルなベルベットドレス。黒と真紅の2色展開。(Type Velvet slit long skirt dress)。実はサイドに大きなスリットが入っていて蹴回しが大きく開きます。しかもポケットもついているので今までのドレスとは違った着方。例えばポケットに手を入れてストリートをドレスで闊歩するといった映画のようなシーンも可能です。

黒が中心のYOHSAGRAですがちょっと大人っぽいベージュのドレスも新鮮です。

2022年3月22日(火)~4月4日(月)までA館1階=プロモーションスペースではNEW HOPE is YOUのテーマで、YOHSAGRAのポップアップストアを開催しました。ランウェイ調に配置された展示はYOHSAGRAならではの世界観を表しています。

2022年3月15日(火)から4月11日(月)までYOHSAGRAはART MEETS LIFEのテーマで西武渋谷店A館のショーウィンドウを飾りました。フローリスト越智康貴氏の手がけるアートフラワーとともに、YOHSAGRAがこのためにデザイン・制作したドレスを展示。完売となったパーカや、オリジナリティーの高いカラードレスも登場しています。

YOHSAGRAを始め多くのブランドがそろうモードプラスは2015年8月、40代以上をコアに据えた大人トラディショナルのセレクト売場です。流行に左右されない、着こなしに欠かせない定番のアイテムたちを、時代ごとにアレンジさせながらも、いつも変わらない自分らしい着こなしを楽しめる「変わらぬ良さ」を展開する売場です。

MODE PLUSの内装を手がけたのは2022年のドバイ万博日本館で世界に強いインパクトを与えた建築家・永山祐子氏。「宮殿」をコンセプトに、カーテンのようなリングメッシュで区切った売場やシャンデリアをイメージした照明などが印象的です。

モードプラスのそのシーズンごとの展開ブランドはB館連絡ブリッジからすぐの壁面に掲示されています。これは2022年3月の展開ブランドです。

PROFILE

相楽 陽(サガラ ヨウ)

Sagara Yoh

2021年 デザイナーズドレスブランド YOHSAGRA をローンチ。黒を基調とした大胆なシルエットのドレスから、毒を持つ生き物の柄をあしらったドレスまで、挑戦的で攻撃的なエレガントスタイルを、パーティーのみならず日常(ストリート)にもマッチするよう提案することで、日本において、どこか野暮ったくなってしまった「エレガント」の在りかたを再構築しています。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ず
F17 西武渋谷店 モードプラス YOHSAGRAと記入してください

西武渋谷店の各売場に見られる
文化へのこだわり、話題のイベント、地元との絆など
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