SOGO SEIBU TransCulture

G21 そごう横浜店 ロンワンズ 地下1階 婦人雑貨フロア ジェンダーフリーのアメリカンシルバーアクセサリーブランド

シルバーの宝飾品は紀元前時代から作られてきました。その後銀鉱からの精錬技術や加工技術が発達してシルバーは食器や硬貨など広く使用されていきますが、アクセサリーとして大きく発展したのは17世紀以降。そのころ、銀の採掘量はスペインの植民地だった南米が世界の大部分でした。そこで作られる銀貨を使ってネイティブアメリカンがアクセサリーとして加工するため叩き出しなどの鍛造で作られていました。この時代のクラフトが今日のシルバーアクセサリーの土台となり、1960年代の若者文化の中でヒッピーやバイカーたちにアウトロー的な雰囲気が支持されてきました。その後アメリカでは1988年にクロムハーツが登場し、シルバーアクセサリーにファッション性とステータス性が持ち込まれます。ブレスレットやリングやネックレスなどの少しワイルドな雰囲気を残しながらも洗練されたデザインが、アメリカ西海岸で成功したミュージシャンや映画スター達のファッションアイコンとして広がっていき、一般人の間でもシルバーアクセサリーの人気が高まっていきました。そのクロムハーツの創業メンバーである彫金職人のレナード・カムホートが自ら立ち上げたブランドがロンワンズです。それまでのモチーフには少なかった人間の内面をイメージしたモチーフが多く、柔らかで繊細な印象を与えるデザインは性別を問わず幅広いお客さまから好評を博しています。

ロンワンズは彫金職人のレナード・カムホートと義理の息子であるデヴォン・ウィラーによって1996年に「LEONARD KAMHOUT」として設立されました。2000年に「LONEONES」に名称変更をし、そごう横浜店には2021年3月にオープンしました。ブランド名のLONEONESとは「孤高の人々」といった意味です。レナードはネイティブアメリカンとヨーロッパからの開拓移民にルーツをもち、若いころにヒッピーを経験した後、ヨガや瞑想の世界に出会います。この経験がレナードのインスピレーションの源となっています。レナードは2016年に亡くなりましたが今でもそのデザインと技術を引き継ぎ、ロサンゼルスの工房にて少数の熟練職人達が一点一点丁寧に製作をしています。

カウンターにはアクセアリーの拡大レプリカが置かれています。写真左と中央は花、右はダガーナイフがモチーフです。このようにチャーミングなモチーフがロンワンズの一番の特徴。現代のシルバーアクセサリーは髑髏や十字架など力を象徴するようなモチーフが多い中、ロンワンズは哲学的なモチーフをもとにデザインしています。洗練されたデザインでラグジュアリーな雰囲気を持ち、幅広いコーディネートに合うため男性のみならず女性のお客さまからも支持を得ています。

「メイティングフライト」と名付けられたロンワンズを代表するコレクションは、1996年のブランド設立と同時に発表されました。このコレクションは「心の目で見た鳥」をモチーフにしています。これはレナードが南インドの僧侶の教えを受けることで、大空を翔る鳥を「自由な魂の象徴」として捉えて、それを表現しています。深い彫刻とオリジナリティ溢れる曲線が作り出す緻密なデザインに多くのファンが魅了されています。

「キス&フロー」と名付けられたコレクションは、2000年のロンワンズへのブランド名称変更時に発表されました。「愛」に因んだ抽象的で形のないものにインスパイアされて生まれました。「人間の愛しさや切なさなどの感情、命の息吹の素晴らしさ、躍動感」など目に見えないものを表現したコレクションです。シルエットとボリューム感の美しさを追求したデザインが男女問わずに支持を受けています。

「ベーシックネイチャー」と名付けられたコレクションは、2010年に新デザイナーのメリック・ブックワールドによって発表されました。インド哲学に影響を受け「生と死、輪廻転生を軸とした自然愛」を表現しています。ブランド史上初めて髑髏をモチーフにしていますが、蓮の花を合わせることでヒッピーたちが憧れた東洋のスピリチュアルな雰囲気を出しています。その力強さだけではない個性的なデザインが人気を博しています。

ロンワンズの代名詞ともいえるベル状のアクセサリーは、実際に揺らすと綺麗な音を奏でてくれます。音を奏でるためには、内部に吊り下げられたパーツがスムーズに揺れるための接続部分と音を響かせるための空間部分を作る工程で非常に高度な技術が必要です。これを可能にして実際に音を奏でるアクセサリーとしてロンワンズはブランド設立時から製品化しています。このベルシリーズは、その技術力から人気と知名度を瞬く間に手にしました。奏でられる音は一点一点異なるため、店頭ではぜひ音を確かめてください。

シルバーは金属の中でも可視光線の反射率が最大という特性を持ちます。ロンワンズではこの特性を活かすために燻し加工は抑えて、限られた職人によって丹念に磨き上げた鏡面仕上げを多用しています。しかし鏡面仕上げをしたパーツをチェーンとして繋いでいく際には、繋ぎ合わせ部分を滑らかに仕上げる工程で非常に高度な技術が必要になります。どの角度から見ても艶やかな美しい輝きを放つアイテムには、「磨き」や「繋ぎ合わせ」の門外不出の技術が凝縮されています。

一般的にシルバーアクセサリーは、ロジウムメッキなどを施していないものでは、使用していると次第に黒ずんできます。このためどうしても日ごろのお手入れが必要です。黒ずみを消すためには薬品に漬ける方法が一般的ですが、ロンワンズでは表面の磨いた部分の裏側にある燻し加工部分の燻しが消えてしまうため、日ごろのお手入れ方法はクロスで磨くことをお勧めしています。そのためにも普段磨きにくいチェーンの裏側や彫りの溝はあらかじめ燻し加工となっています。また、クロスでの磨きが難しい場合はショップにお持ちいただければクロス磨きとともに超音波洗浄も行っております。

PROFILE

鎌田健児

Kamada Kenji

鎌田店長はワインや車の販売を経験後、2019年からロンワンズで店頭販売と営業を担当しています。ロンワンズはブランド設立間もない1990年代後半から日本でもミュージシャンや国民的アイドルが愛用しCM撮影などでも使用されました。そのため、90年代に青春を送った世代のお客さまがいまも大変多いとのことです。また、横浜店がオープンしてから気づいたことは、湘南方面をはじめとするシーサイドライフを楽しむお客さまが多いということです。実際にプロサーファーのお客さまもいるとのこと。同じ湾岸の千葉県からも東京湾アクアラインを使って車で来店される方がいらっしゃいます。そして最近とくに増えてきたのが女性のお客さま。コーディネートしやすいデザインが幅広い年齢層から人気です。これからも老若男女の方々にシルバーアクセサリーの魅力をお伝えしていきたいとのことです。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずG21 そごう横浜店 ロンワンズと記入してください