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G48 そごう横浜店 うなぎ・日本料理 竹葉亭 10階 ダイニングパーク横浜 全国に江戸前鰻を知らしめた幕末からの名店。

竹葉亭(ちくようてい)は幕末に江戸で創業した老舗鰻料理店です。現在の本店は銀座にあり、江戸前鰻を関西でも食べたいと考えた小林一三氏や伊藤忠兵衛氏など関西財界人の招きで昭和初期に出店した、のれん分け店が関西にもあります。竹葉亭は嘉永年間、江戸大富町浅蜊河岸(現在の中央区新富一丁目1番)で剣術道場士学館に通う武士の刀を預かる「留守居茶屋」として、初代別府金七により創業され、慶応2年(1866年)、竹葉亭と命名されます。この名前は酒の女房詞「ささ」に由来する酒の雅称「竹葉」に由来するもので、初代店主の号でもありました。明治5年(1872年)には「東京高名三幅対」に「蒲焼・京橋・竹葉亭」とあります。二代目別府金七の時代には新富座、歌舞伎座などへ弁当を納入し、書画骨董の美意識の高さから座敷の調度品に琳派の名品などを飾り、一流料理店の地位を確かなものにしていきました。竹葉亭の名前は、夏目漱石『吾輩は猫である』や泉鏡花『婦系図』にも登場し、明治時代から東京の「鰻」の代名詞だったことがわかります。【23年12月記】

写真上は竹葉亭を代表するうなぎ重。下は通の方にご好評の白焼きです。どちらも、そごう横浜店の多くのお客さまから長年愛されてきた、ふっくらとした焼きあがりの深い味わいが格別です。

上は、竹葉亭の松花堂弁当。もともと日本料理にも定評のある竹葉亭らしい名物メニューで、こちらも長年多くのお客さまからご支持をいただいています。下はお酒の後のご用命が多い鰻茶漬、鮪茶漬、鯛茶漬です。普通のうなぎ屋さんにはあまりないメニューかもしれませんが、これらのメニューも竹葉亭ならではの、ひと味違った趣向です。

上から、そごう横浜店 竹葉亭のホール、小上がり席。半個室の様子です。同じタイプの半個室だけでも3つあります。上質な和の雰囲気に包まれ、料理の味わいが一層深まります。

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