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G6 そごう横浜店 マクアケ 5階 紳士服フロア 形態が機能に従わない時代の商品たち

2013年に立ち上げられた応援購入サービス「Makuake」は、メーカーなどの商品開発の実行者が作る新しいものや体験を、応援の気持ちを込めて購入するという「応援購入体験」を通して今までにない商品を誕生させるオンラインプラットフォーム。今までにバイク、ガジェット、ファッション、飲食店、日本酒、映画など多種、多様なジャンルで新たな商品を誕生させてきました。’21年2月、そごう横浜店に「Makuake」でプロジェクトを終了し商品化したアイテムの展示・販売をする実店舗「Makuake SHOP」が誕生しました。「Makuake」によって誕生した商品を実際に触れて買うことができます。ワンタッチでカーテンを開閉する「Switch Botカーテン」や熟練した職人の作る木製壁掛け世界地図「3D Wood World Map」などの人気商品約45点がそろっています。近未来的なアイテムをリアルに体感できるので、販売員との会話を楽しみながらじっくりと商品を選ぶことができます。同時に「Makuake」サイトだけで購入できる「オンライン催事 そごう横浜店・ジャパン・プロジェクト特集」のコーナーではそごう横浜店がセレクトした横浜出身デザイナーによる「LEATHERECTION」の財布や、アウトドア用テント「moss TENTS」、物忘れ防止タグ×レザー「GUARDIAN」など全国メーカーによる便利グッズを中心とした日本製商品が登場し、日本のものづくりを応援します。「Makuake」の近未来的アイテムは「作り手の想い」や「こだわり」を自宅に居ながら「Makuake」サイト上のページで深く知ることができる一方、質感や手触りや色や大きさなどは現物を見たほうがわかりやすいこともあります。ミッドセンチュリーの全盛期「形態は機能に従う」と言われていた時代が終わり、「星の王子様」でサン・テグジュペリが言うように「大切なものは目には見えない」時代になっているのかもしれません。ここに並ぶ多彩な商品は用途もお客さまもバラバラかもしれませんが、どれも初めて世に出た、形だけでは分からない物語のある商品です。【2021.3月記】

動く球が砂に枯山水を描く魔法のテーブル「シシュフォス」。誰もが目を奪われる美術館レベルのアートをご自宅で楽しめます。「枯山水」からヒントを得てアメリカで生まれたテーブル「シシュフォス」はガラステーブルの中に敷き詰めれた砂の上を鉄球が転がり、神秘的な美しい模様を描き続けるという、シンプルかつ不思議なテーブルです。模様のデータはプレイリスト化されており、一つの「トラック(道)」が完成すると、次の模様が始まり上書きされていきます。「シシュフォス」はアメリカの元医師の芸術家 Bruce Shapiro氏で25年前から「コンピュータ制御の動きのあるアートを創造する」ため開発を始めました。

アプリと連携する電動昇降デスク「スマート昇降デスク」

スイッチ一つでお子さま用デスクの高さから、在宅ワークでカロリー消費したい大人のスタンディングデスクの高さまで高さが変わるスマート昇降デスク。1台でいろいろな使い方に対応できます。奥行は70cm、幅は110cm~180cmまで3種類があります。

バランスボールチェア

「マルームス」

インテリアとして馴染みやすい素材とデザインで、デスクワークをしながら体幹を鍛えられるバランスボールの機能を持ったオフィスチェア。フラットな接地面があるので、転がっていくことはありません。スマート昇降デスクにもぴったり合います。

左)エコローラークリーナー「アナヒット」
次々と紙を捨てることなく水洗いで6万回繰り返し使えるエコローラークリーナー。ペットの毛や埃もしっかり吸着します。

右)電気不要の次世代コンポスト「ボカシオルガンコ2」

蓋が完全密封するため虫や臭いも発生せず、2週間の発酵プラス2週間の放置でバイオの力で堆肥と液体肥料が作れます。

 

左)世界最薄クラスのスマホ&タブレットスタンド「MOFT X」

スマホ用はスキミング防止機能やカード収納機能付のホルダー兼スタンド。タブレット用は角度を6段階調整可能です。

右)兵児帯から生まれたエコバッグ「heco」

畳みじわを気にせずくしゃくしゃのまま鞄に入れられ、すぐに使えるプリーツ素材のエコバッグ。横にも伸縮可能な生地のため、ケーキ箱や弁当なども難なく収まります。

ドクターボー カメラ機能搭載高機能耳かき

自分のスマホで自分の耳の穴の中の映像を見ながら安全に耳かきができるという前代未聞の新型耳かきです。男性のお客さまには、ほかの人が持っていないような、こういう最新グッズに惹かれる方がたくさんいらっしゃいます。ビックリギフトには最適ですね。

今回の紳士服フロアリニューアルでは、時代を反映した売場がほかにも登場。まずオンライン会議の増加で 自分の顔を見る機会が増えたことで男性用コスメのニーズが拡大した事を受け、モニターに映る胸から上を中心とした顔まわりの身だしなみを提案する売場が新たに誕生。 重要性が増す男性用コスメはメンズメイクからスキンケア、ヘアケア、パフューム、サプリメントまで豊富なラインアップで、30ブランド以上がそろいました。

新たに理容室も誕生。「21_salon」は、基本の理容メニューに加えヘッドスパ、フェイシャルマッサージ、ネイルケア、レディースシェービングまで充実。また身だしなみを整えるネクタイの展開もあります。ほかにもアイウエアの「金子眼鏡店」、ワイシャツ売場で非接触採寸システムBodygram(ボディグラム)の採用。さらに在宅勤務が増える中「ファッション性と機能性を兼ね備えた」スタイルの需要を受けアウトドアブランド集結売場も開設。タウンユースもできるアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」「平屋(TAIRAYA)」もオープンしました。

PROFILE

後藤美佳販売リーダー、十合啓徳販売メンバー

Goto Mika, Sogo Hironori

後藤リーダー、十合メンバーとも紳士雑貨売場は8年を経験してきたベテラン。ライカショップ、キュリオシュタットなどこだわりの強い男の雑貨を扱う売場で、お客さまに商品の意味やこだわりを伝える伝道師として日々お客さまに向き合う第一線で働いてきました。今回の大改装ではマクアケと共に、メンズコスメや新たな眼鏡ショップやバーバーなども誕生し、今まで定番指向のお客様が多かった横浜店にはお見えになることが少なかった「新しもの好き」で好奇心いっぱいのお客さまが増えてきたことを肌で感じています。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずG6 そごう横浜店 マクアケと記入してください