H14 そごう千葉店 硝子工房 點燈夫 9階 こだわり趣味の街 ステンドグラスランプを中心に温かなガラス工芸品を集めて
旧字体で書かれた「點燈夫」とは新字体で書けば「点灯夫」。文明開化の街灯であったガス灯を夕方に点灯する人の意味です。店の看板に「緒方製」と記されているように元々はステンドグラスランプの名匠、緒方修一氏の作品の常設展開ショップとして2006年にそごう千葉店にオープンしました。いまではガラス工芸品を幅広く展示販売し、くらしを豊かにしてくれる作品を豊富に品ぞろえしています。
ステンドグラスランプの魅力の一つは「光と影」です。灯りをともすことで、それぞれの色ガラスとそのフレームとが壁に絶妙な「陰影」を作り出します。ランプとしての灯りは部屋を明るくするだけではなく心も豊かにしてくれます。
色とりどりのガラスが織りなす色彩のコンビネーションも大きな魅力です。一般的にはガラスは金属酸化物を混入することで着色します。緒方氏の作品にはアメリカ北西部のポートランドのガラス工房にオーダーして製造された「オガタオリジナル」と呼ばれるオリジナルガラスが使用されております。
緒方氏の作品にはティファニーランプのように色鮮やかなガラスをつなぎ合わせて作られたステンドグラスランプだけでなく、日本の家屋にもマッチする落ち着いた色彩の作品も数多くあります。
ともすれば、ステンドグラスの部分(シェード)だけに目が行ってしまいますが、ランプを支える台座(ベース)もステンドグラスランプ全体の印象を左右する大切な要素の一つです。緒方氏の作るステンドグラスランプはこのベース部分にもオリジナルを使用しています。
ベースの上にシェードが付いた一般的なテーブルランプだけではなく、頂点部分からシェードが吊るされた吊り下げ型のシルエットのペンダントランプもあります。
ステンドグラスのシェードの縁を特徴的なデザインで飾ったランプや壁や天井に吊り下げられるタイプなど、ステンドグラスランプを様々に楽しんでいただける作品もご用意しています。
こちら2点は緒方修一氏の息子、孝拡氏の作品です。華やかな中に温かみのある色彩と柔らかいシルエットが特徴的な逸品です。
こちら2点は緒方氏の工房「アトリエB.O.O.」の作品です。緒方氏の作品同様ガラスの華やかさや柄、シルエットがつくりだす雰囲気を感じることができます。
多治見に工房を構える間宮香織氏の作品も関東で唯一常設展示しています。グラスやペーパーウェイトなどアイテム豊富なガラス作品をご用意しております。ちょっとしたギフトに最適ですね。異動の時期には職場の仲間の転勤や退職のはなむけのギフトとして、これらデスクトップのガラスアイテムは大変人気だそうです。
間宮氏の作品は物語を題材にしたり、季節を感じさせるモチーフが多く、入学、卒業、就職、結婚、退職など様々なライフステージモチベーションを記念する贈り物として好適です。またお手ごろ価格のアイテムも豊富なため、若いお客さまがご自分用にお求めになることもしばしばです。
日本伝統工芸展にて文部科学大臣賞や奨励賞などの受賞歴をもつ安達征良氏は千葉県大網白里市に工房を構えているガラス工芸作家。切子技法を用いて、フリーハンドでゆらぎのある細い線を彫り、絹糸のような線紋を施してガラス素材の持つ柔らかなニュアンスを表現しています。また、内と外で異なる技法を使うなど、作品には数々の繊細な手仕事が込められています。ぜひ手に取ってご覧いただきたい逸品です。
技術や知識を競う有名テレビ番組のガラスアート部門で優勝経験も持つノグチミエコ氏。光が自在に通り抜けるガラスという物質の神秘性を活かし、宇宙空間を連想させる作品を多く制作しています。
日本各地で個展を開き、自らの工房も主宰する長谷川淑子氏がプロデュースする「七宝」をはじめとするオリジナルアクセサリーは、常連のファンも多く、點燈夫でも非常に高い人気を誇っています。
併設のギャラリースペースでは、ガラスやガラス以外の上質なクラフト作品展などを、3週間ごとに展示作家や内容を変えながら開催しています。
吉田十至子
Yoshida Toshiko
點燈夫で企画から仕入・販売までを担う吉田店長は、大手百貨店でヨーロッパ絵画の仕入れに携わっていた経歴があります。2006年の點燈夫開店以来、自ら工房に足を運び作家と接する中で作品にこめる「作家の思い」に触れ、作品の見方が深まったそうです。作品そのものの素晴らしさだけでなく、「作家の思い」も含めて、作品の魅力を多くの方に伝えたいと考えているそうです。
お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ず
「H14 そごう千葉店 硝子工房 點燈夫」と記入してください
そごう千葉店の各売場に見られる
文化へのこだわり、話題のイベント、地元との絆など
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