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H24 そごう千葉店 コレクションハウス(切手・コインの店) 本館9階 こだわり趣味の街 国内外の希少な切手やコインがそろっています。

切手とコインはコレクションアイテムの王道といわれ、昔から世界の王侯貴族にも多くのコレクターがいた奥深い趣味の領域です。そごう千葉店 コレクションハウスは昔懐かしい国内外の切手とコイン(古銭)の専門店。切手は、コレクターの間で昔から有名な「見返り美人」「月に雁」をはじめ、昭和25年から始まった年賀小型シートなど、各種取りそろえております。またコイン(古銭)は、日本最初の銭とも言われる「和同開珎」から江戸時代の小判、明治時代の金貨、銀貨、そして発行枚数の少ない現行紙幣、記念コインなど国内紙幣、外国コイン・紙幣までいろいろ取りそろえております。もともとこのお店は千葉市内に出店して25年で、地元のファンだけでなく遠方からのお客さまにも人気のお店。切手やコインを通して、その物が旅をしてきた遠い時代に想いを馳せたり、ご自身の過去の思い出に重なる物に出会えるかもしれません。【2022.6月記】

見返り美人
1947年、当時の逓信省の呼びかけで始まった「切手趣味週間」の第2弾として1948年に切手コレクターのため特別サイズで印刷・発行された切手。1枚は縦67㎜・横30㎜と日本の切手の中では最大級のサイズで、5枚綴りのシートで発行。図案は、江戸時代に活躍した有名浮世絵師・菱川師宣の「見返り美人図」です。
月に雁
1949年に「切手趣味週間」第3弾として発行された「見返り美人」と同サイズの大型切手。図案は、江戸時代に活躍した有名浮世絵師・歌川広重の「月に雁」です。

逓信記念日
逓信記念日は明治4年(1871年)4月20日に日本でそれまでの飛脚制度に代わり、郵便制度が始まった記念日。戦後いったん郵政記念日に名称変更され、再度逓信記念日と名称変更されるも、平成13年(2001年)の中央省庁再編に伴い、以後の郵政事業民営化が決まり、この年の4月20日からは再び郵政記念日の名称で実施されることとなりました。写真のシートは昭和9年(1934年)4月20日に発行された日本初の切手小型シートで、当時「組合せ郵便切手」と呼ばれ、当時販売されていた航空切手4種を組み合わせ一枚のシートで発行したものです。

日本銀行兌換券 甲10円(いのしし札)
明治維新以降、政府から独立した日本唯一の発券機能を持った中央銀行として日本銀行が創設され、日本銀行兌換銀券が明治18年(1885年)に発行が始まり、明治30年(1897年)の銀本位制から金本位制への移行に伴い金貨と交換できる「日本銀行兌換券」(甲シリーズ)が発行されました。「甲10円券」の肖像は表面に和気清麻呂(わけのきよまろ)で裏面には清麻呂の守護獣イノシシが大きく描かれ、発行年の干支の己亥(きがい)からも「いのしし札」と呼ばれ、親しまれました。肖像の原図は、日本の印刷局職員に近代紙幣の製造技術を伝えたイタリア人のキヨッソーネによるもので和気清麻呂の肖像画はなかったため、モデルは木戸孝允といわれています。

天保小判金
天保8年(1837年)8月21日から鋳造が始まり同年12月12日から通用開始された額面一両の小判です。この小判からローラーによる延金が行われるようになり、完全手工業による以前の小判と比べ平面性と均質性が高まっています。

文政小判金
文政2年(1819年)から鋳造と通用が開始された額面一両の小判。この時代は幕府は蓄財の充実を図るため、市場に流通している小判などの貨幣を回収して鋳潰し、金や銀の含有率を減らして鋳造し直し、改めて市場に流通させる改鋳政策を行い、それによって生まれた小判。それ以前の元文小判よりは金の含有量は少なくなっています。

近代通貨制度150周年記念五千円金貨
令和3年(2021年)近代通貨制度150周年を記念して純金15.6gの1万円金貨、純金7.8gの5千円金貨が発行されました。当時の発売価格は14万5千円と7万6千円でした。近代通貨制度とは明治4年(1871年)に現行の通貨単位である「円」を制定したもの。金貨の表面は『「圓」の文字と「菊と桐」』で裏面は『現行通常貨幣6貨種の図案モチーフの合成図』です。同時発行の一万円金貨、千円銀貨も同じ図案でした。

明治4年 旧10円金貨
明治4年(1871年)に制定された新貨条例に伴い、明治新政府が初めて鋳造した金貨。図案と型の制作は江戸時代から活躍していた彫金師の加納夏雄。当時貨幣鋳造の指導にあたっていた英国人技師ウォートルスは「日本人の指先は世界一だ。我が国でも加納に勝る彫金師はいない」と絶賛したと伝えられています。表面中央は龍の図。裏面は日章を囲む桐と菊の枝飾り、その左右には日月を描いた二旒の錦の御旗、上下には菊と桐の紋。日本の旧明治金貨は金の含有量が高く、海外流出を招いたため明治30年(1897年)から世界基準に合わせ、重さ2分の1の新金貨鋳造に踏み切り、旧明治金貨のほとんどは鋳潰されました。

記念貨幣
記念貨幣は昭和39年(1964年)の東京オリンピック記念1000円と100円の銀貨幣が発行されたのが最初でした。日本の記念貨幣は令和3年(2021年)3月末時点までには215種が発行されています。一方世界初のオリンピック記念貨幣は、第15回大会の1952年ヘルシンキオリンピック記念の500マルカ銀貨であり、1951年銘と1952年銘が発行されましたが、発行枚数は少数でした。そしてその次は第18回東京オリンピックの記念貨幣で、人気が高まり発行による収益は大会運営費に充てられましたが、この成功をきっかけにそれ以降、オリンピック開催ごとに開催国が記念貨幣を発行し、その収益を大会運営費に充てることが定着しました。

PROFILE

林和実

Hayashi Kazumi

千葉市中央区登戸で25年前から切手とコインの店を経営しています。千葉市内に限らず遠方からのお客さまもいらっしゃる千葉の切手・コインファンのための人気店ですが、そごう千葉店コレクションハウスは気軽に立ち寄っていただける支店です。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ず
H24 そごう千葉店 コレクションハウス(切手・コインの店)と記入してください

そごう千葉店の各売場に見られる
文化へのこだわり、話題のイベント、地元との絆など
想像を超えたご提案を紹介。