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I26 そごう大宮店 ANTONIO'S 地下1階 食品館「エブリデイ」 激動の歴史を生き抜いたイタリアンレストランの草分けアントニオのデリカテッセン

8月4日にオープンした1944年創業の老舗イタリアンレストランのデリカテッセン。 半世紀にわたり変わらぬ味のカルツォーネやラザーニャやピッツァを、ぜひご自宅でお楽しみください。ANTONIO’S(アントニオ)は、レストランの味をご家庭で楽しめるイタリアン惣菜のパイオニアでもあります。現存しているイタリアンレストランで最古のANTONIO’Sの長い歴史は戦前に三国同盟の親善航海で来日したイタリア艦隊から始まります。太平洋戦争の開戦でイタリアに帰国できないまま170名のイタリア兵とともに日本に残っていたイタリア海軍指揮官付コック長のカンチェーミ・アントニオは、イタリア本国の連合国への降伏後は日本で捕虜生活をしていましたが解放され、終戦の前年の1944年、神戸でイタリア料理店を開業しました。戦後1947年にはダグラス・マッカーサー元帥の関西・中国地方視察にシェフとして同行しイタリア料理を提供しています。1957年には東京・六本木にレストラン“アントニオ”を開店。日本に本格的イタリアンを紹介してきた業績でイタリア本国から数多くの勲章を授与されています。また老舗イタリアンレストランとして、都内のデパチカに早くから進出し、カルツォーネを中心としたイタリア本場の味を紹介するデリカテッセンとして多くのファンを獲得してきました。【23年8月記】

【画像下】:ボンゴレ ビアンコ、【画像右】:カルツォーネ(マルゲリータ)、【画像上】:ペンネ アラビアータなどアントニオの人気アイテムの数々。なかでも以前はあまりなじみのなかったカルツォーネは、本来は上にのっている具材をピッツァの皮で包んであるためテイクアウトし冷蔵庫などで保管した後に温めやすいので、デパチカでテイクアウト向きイタリアンとしてアントニオによって、多くの人に知られるようになりました。

【左上】マルゲリータピッツァ;生地練りから焼きあがりまで全て手作りです。1枚1枚手で伸ばしたピッツァの生地にチーズとトマトとバジルをのせイタリア国旗を表したピッツァの代表格です。
【右上】ベーコン&チーズカルツォーネ;生地練りから焼きあがりまですべて手作りです。1枚1枚手で伸ばしたピッツァの生地にチーズとお好みの具を中に入れオムレツのように包んでオーブンで焼きあげます。温めて召しあがる時はアルミホイルをカルツォーネの上にのせてオーブントースターで焼いてください。カルツォーネとはイタリア語でズボンという意味。大工さんがはくたっぷりしたズボンの形に似ていることからそう呼ばれています。
【右下】イタリアンドレッシング(250g); サラダだけでなくカルパッチョなど、イタリア料理に幅広くお使いいただけます。
【左下】ミートソース(320g);一度食べたらやみつきになる当店自慢の自家製のミートソースです。特にフェットチーネや太めのスパゲティーと相性抜群です。

PROFILE

赤羽 政治

Akahane Masaharu

店長の赤羽さんは、アントニオのデパチカのデリカテッセンでの経験が長く、渋谷や新宿などのデパートを中心に活躍してきました。今回新たにガラス張りの店内厨房をもったライブ感ある大宮店の開店にあわせて異動されてきました。今まで出店実績のなかった埼玉県エリアの初店舗であり、多くのお客さまにアントニオ伝統のイタリアの美味をお届けできるのを楽しみにしています。

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