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K36 西武池袋本店 東京カレーカルチャー 3階 南B10=イベントスペース スプリットリングほか 「カレーはカルチャーだ。」 2022年9月14日(水)~10月4日(火)

TOKYO CURRY CULTURE(東京カレーカルチャー)第5弾として、さまざまなメディアで国内外のカレー情報を発信するカレーキュレーターのカレー細胞/松宏彰氏が、イートインから雑貨まで東京の「今」を体感するカレーカルチャーイベントを監修しました。3階=イベントスペース スプリットリング、西武食品館地下1階 お食事ちゅうぼう、9階屋上 フードカートのホクトカレーなどを舞台にこの期間様々なカレー関連イベントが開催されました。【22年10月記】

3階(南B10)=イベントスペース スプリットリングでは、「カレーはカルチャーだ。」をテーマに、カレー細胞/松 宏彰氏が「カレー×音楽」「カレー×ファッション」「カレー×アート」「カレー×ライフスタイル」の4つの視点から、「カレー愛」あふれるクリエイターによる作品やカレー関連商品を販売。ミニイベントも実施しました。

「カレー×ライフスタイル」のコーナーにはまずはレトルトカレーが並びます。日本各地から厳選された名物カレーがレトルトで味わえる時代です。なかでもTOKYO STREET CURRY(トーキョーストリートカレー)/ポケットカレーは小宮山 雄飛氏(ホフディラン)と松 宏彰氏(カレー細胞)が監修した、ソイミート使用のベジカレー。ポケットサイズで温め不要、2年の長期保存が可能なため災害備蓄にも最適。北海道の廃棄野菜を用いてフードロス問題にもとり組んでいます。各地の名物カレーだけでも食べ切れませんが、今回は冷凍食品カレーにも名物カレーが登場しました。

コロナ時代を経て、ご家庭でスパイス調合してアジア各地のローカルカレーを作られるマニアも増え、今まであまりニーズの無かったような専門的なスパイスをお探しのお客さまも増えてきている事に対応し、なかなか見つからない種類のスパイスも登場しました。

タイレストラン等でお馴染みのセラドン焼きも人気です。ブルーと伝統的なグリーンがかったセラドングリーンの2色展開。タイの伝統的な花柄のモチーフが華やかでワンプレート、エスニックカレーにぴったりで、日常使いにも重宝する万能なお皿です。

インドレストランなどで何種類ものカレーを小鉢に載せてライスと一緒に盛り付けるのに使われるタリー(ステンレスのお盆)をお探しのお客さまなどのためにインドレストラン顔負けの食器類もご用意しました。

「カレー×音楽」のコーナーでは、光と音で楽しめる、中国のお経や仏教ソングが入った電子念仏機(ブッダマシーン)が登場しました。BGMにお経というのは何ともインドから中国を経て日本に伝わった仏教のルートとカレーのルートを考えると興味深いものです。また「カレー×アート」としてCURRY&PEN 3(カレーアンドペン3)も登場。緻密なカレーイラストで注目されるcurrykkoこと平野茜が、インスタグラムに公開したカレーイラストを冊子化。眺めるだけで香りまで伝わってくる、幸せな一冊です。

これまた日本の古楽器の笙(しょう)を思わせるかたちですが、タイの楽器だそうです。アジアの文化が伝播していった道を考えてしまいますね。

「カレー×アート」では武田尋善(たけだひろよし)氏が会場で9月23日に会場で一日をかけてライブペインティングした作品「Love,Spice,Dynamite」が展示されています。

左写真は「カレー×ファッション」テーマで、西武池袋本店で先行販売の、コアなファンを集めるTシャツブランド「ハードコアチョコレート」とエスビー食品が夢のコラボTシャツ。エスビー食品のチューブスタイルの14商品をストリートテイストでデザイン化したクールなTシャツです。その右にはインドムガール帝国第3代王のアクバルのキャラクターTシャツです。また右写真はカレーに欠かせないエプロンのニュータイプです。scomm(スコム)/エプロンは12.2ozのヘヴィーな生地を使用したワークエプロンに一枚一枚手刷のシルクスクリーンプリント、ユーズドのTシャツなどを使用したコラージュパッチワークを縫い付けた世界に一枚だけのエプロンです。その右にはピコーンの透明エプロン。着ていないように見えます。

西武食品館地下1階 お食事ちゅうぼう]では同じ期間3週間にわたって松宏彰氏おすすめのカレーが登場しました。多彩な食材が生み出す奥深いスパイスの世界をご紹介いたしました。9月14日(水)~20日(火)は【西荻窪】タリカロ/北海道・石田めん羊牧場のマトンカレー2種プレート、9月21日(水)~27日(火)は【埼玉】CURRY&NOBLE 強い女/無水チキン&ポークビンダルの2種あいがけ、9月28日(水)~10月4日(火)は【大阪】Asian kitchen cafe 百福(ももふく)/カオソーイなどです。写真は【大阪】Asian kitchen cafe 百福(ももふく)/カオソーイです。

9階=屋上 食と緑の空中庭園 フードカートエリアでは[ホクトカレー in カレーピクニック]としてカレー細胞/松 宏彰氏がおすすめの特別メニューをご提供。【神戸】サヴォイ/ビーフカレーは1988年創業「サヴォイ」のたっぷり野菜と牛肉をベースに16種類のスパイスが織りなすビーフカレーです。写真はサヴォイのビーフカレーとホクトカレーのサバカレーのセットメニューです。

10月1日(土)午後4時からは同じく9階屋上=食と緑の空中庭園特設会場では、飲食応援ユニット「東京フーディーズ」の春咲ももせさんと、カレー探検家のいよちゃんが東京カレーカルチャー特別メニューをご紹介し、ライブパフォーマンスも行いました。

PROFILE

カレー細胞/松宏彰

curry saibo Matsu Hiroaki

国内外4,000軒以上のカレーを食べ歩いた知見から、様々なメディアで国内外のカレー情報を発信するカレーキュレーター。「マツコの知らない世界」などTV番組への出演、店舗アドバイザー、カレーイベントの主催など幅広く活動中。

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