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K44 西武池袋本店 柴田あゆみ かみがみの森 7階(南)=催事場A 切り出す光に包まれる 切り絵の展覧会

かみ

万象のなかにかみ(精霊や魂などのマナ)が宿る
という日本人の自然崇拝をもとに、紙を使い作品を創りだす

かみは時間、時空を超え、万物のなかに宿る
という考えから、多くの物や事柄に対し
「畏敬や畏怖の念を抱く」という考え方がある

またそれは、ものを大切にするという考え方につながり
さまざまなものにかみが寄りつくと考え、依り代として祀ってきた

便利で安価な紙は、我々の生活に欠かせない身近な素材として
さまざまな用途で使用されている

しかし、
このありふれた1枚の紙は、時としていのちが宿る宝にもなりうる

わたしたちは万物、自然、さまざまなものに生かされている感謝と畏敬の念を忘れずに
共存することができるよう、
思いをこめて作品を切りだす

上;あまのいわとひらく

 

 

 

 

 

 

左;私と私の親愛なるひと

右・下;見えない子たちの家・歌うとり

左・下;陽出る

右・下;かみのやま

左・下;ははなる星

右・下;調和の森

左・下;かみのてのなか・みらいの東京

右・下;かみてのなか・夜のしっぽ

左・下;はつが・わになる肺

右・下;いのちの詩

かみがみの森 関連グッズも豊富に展開。

PROFILE

柴田あゆみ

Shibata Ayumi

神奈川県横浜市に生まれる。2007年にニューヨークに移り、National Academy School of Art にて版画とミクストメディアを習得。
2015年からパリに移り、パリ市運営のアトリエ59リボリにて2年間の展示と制作活動を行う。
2018年から日本を拠点として活動中。同年、イタリア・ミラノマルペンサ空港にて大型作品の展示。またドイツ国際ペーパーアートトリエンナーレにて入選。
2019年には金沢21世紀美術館での世界工芸トリエンナーレにて入選。
2020年には4カ月にわたる大型展示を富士川・切り絵の森美術館にて開催。同年から、継続して森山良子氏コンサートツアーの舞台美術を、すべて手切りにて制作・監修。
2022年、丸の内KITTEにて世界最大級サイズの総手切り作品”大地のうた”を展示。同年12月以降、全国を巡り個展を開催予定。

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