アメリカ軍海兵隊正式採用のトレーニングスエット
U.S.M.C.ことアメリカ軍海兵隊で採用されているトレーニング用スエットシャツ。素材は速乾性に優れ、柔らかな着心地。クルーネックの首元に施されたガゼットがクラシカルなアクセント。ボディーに正式USMCロゴが入り、本物ならではの魅力を感じさせる1着です。●SOFFE（ソフィ）／米海兵隊 USMC ヘビーウエイト スエットシャツ　素材：綿50％・ポリエステル50％　色：オリーブグリーン　生産国：アメリカ

働く男のためのタフなギア
受刑者のハンドメードで作られたダブルニーデニムペインターパンツ。ベーシックなジップフライタイプで、コインポケットが施された5ポケット、右側面にパネル式のツールポケットが二つ付いた仕様。ヘビーなデニムがしっかりと縫製され、各部補強のリベットもかなり重厚。ペーパーパッチやフラッシャーのデザインも秀逸です。●PRISON BLUES（プリズンブルース）／ダブルニーワークジーンズ リジッドブルー　素材：綿100％（14.75オンス）　生産国：アメリカ

冒頭ページの反対側の棚には春夏には欠かせないTシャツ類を中心としたジャラーナらしいこだわりアイテムが並んでいます。

スタジアムジャンパー、バハパーカ､ダブルライダースジャケット､シングルピーコート､(左上から時計回り）
GPスポーツのスタジアムジャンパーは1922年、サンフランシスコ湾近郊で、港湾労働者用ウエア生産からスタートした｢ゴールデンベアー｣の製品。同社は1950年代に全米各地のカレッジやハイスクールのチームジャケットを一手に引き受けカレッジ文化に深く根付いています。同社のスタジアムジャンパーは、日本でも今なお愛されています。2004年にネームを｢GBsport｣に一新し今もサンフランシスコの自社工場生産で良質な製品を送り出しています。

バハパーカはフロリダ州のラマテックス社の｢エコヤーンズ｣と呼ばれるリサイクル生地を採用。北米各地の繊維工場から、カーペットや洋服を作る際の廃棄生地を買い取り独自技術で紡ぎ直し地球環境に優しく､機能性に優れています。生産はすべてメキシコの自社工場。1970年代バハパーカはカリフォルニアのサーファーがメキシコのバハエリアへのサーフトリップから持ち帰って以来サーフファッションの定番です。

ダブルライダースジャケットを作るショット社は1913年、ニューヨークで創業。1928年にジップ開閉ライダースジャケットを開発し､マーロン・ブランド､ジェームス・ディーン､シド・ヴィシャスなどの着用で人気を博します。すべて自社工場生産で作り出されるショットの製品はMADE IN USA｡古き良き時代の物作りの伝統を受け継ぐ数少ないブランドです。

ショットのシングルピーコートはジャラーナがかつてショット社に別注したモデルからスタート。当時は32ozのヘビーな生地でしたがこれをタウン向けに生地を24ozに変更し復刻。防寒性は高く､着心地は軽く､重ね着にも適しています。生産はニューヨークの自社工場で､タフな作りは健在です。

プリズンブルースジーンズ
米国オレゴン州はペンドルトンで、受刑者により生産されている「プリズンブルース」。1989年、受刑者達に技術と更生の機会を与えるため､州の更生局が刑務所内で設立｡すべての製品は囚人達のハンドメード､すなわち純粋なアメリカ製です。その品質は非常にしっかりしており、当初は刑務所内の囚人用だけでしたが、現在は一般市場でも販売されています。売り上げの半分が犯罪被害者への損害賠償、残りはブランド運営費や出所後の受刑者に回されるという社会性ある仕組みのジーンズで、アメリカ製ながら低価格で買えます｡本物のアメリカ製ジーンズは労働着ですから生地は最初は硬く､色染めも堅牢で簡単には色落ちしません｡｢塀の外で着るため塀の内側で作ってます｣｢大変な時のため用｣などキャッチコピーもリアル感があります。