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K59 西武池袋本店 Talking Hands(トーキングハンズ) 2023年5月17日(水)~30日(火)5階(中央A6)=イベントスペース NEWS クリエーター 門 秀彦が手がける、ノンバーバルコミュニケーションをテーマにしたブランド「Talking Hands」。

クリエーター 門 秀彦が手がける、ノンバーバルコミュニケーション(=ことばに頼り過ぎないコミュニケーション)をテーマにしたブランド「Talking Hands」。手話をモチーフにしたポップアートや原画をもとにしたグッズなど、アートを通してコミュニケーションの楽しさを感じられるアイテムをご紹介。【23年5月記】

門 秀彦さんの作品、タイトル「HELLO」は、「こんにちは」の手話表現が描かれたグラフィックデザインです。

同じく門秀彦さんの作品「IROIROIRO」は色を表現する手話と実際の色が一枚の絵になっています。例えば髪の毛をなでると「黒」、右手親指の先を額に当てて、人差し指を伸ばして2回倒すと「黄色」、頬に手を当てて「ブルー」、唇を指すと「赤」、歯を指し示すと「白」の意味の手話になります。

こちらはTシャツの[PURIN]。手話で表現するプリンはお皿の上にプリンを載せてから、ぷるぷると揺らす仕草です。ドラマでも話題になった「プリン」の手話が可愛らしいTシャツになりました。素材:綿100%、サイズ:S~XL、価格:4,800円(税込)

こちらはTシャツの[SWITCH DARAKE]。ココロの切り替えスイッチがコンセプト。リラックスしたいときに、笑顔のスイッチを入れたいときに、深呼吸をして落ち着きたいときに。気分を変えることをユーモラスに表現しました。門さんは、コロナ禍で人々の気持ちがギスギスするようになったときに「ココロのスイッチ」のアイディアが浮かんだそうです。素材:綿100%、サイズ:S~XL、価格:4,800円(税込)

上のTシャツの基になった立体作品。スマイルスイッチをON、リラックススイッチもON、仕事スイッチはOFF。仕事が終わったら、このアートを見て「意識して」気持ちを切り替えたいものです。

こちらは手話の「スマイル」を描いたTシャツ。口の両側を引っ張る動作が手話の「スマイル」なんです。

ちょっと複雑なハンドサイン「I REALLY LOVE YOU」。でもこれをしっかり覚えておくと大切な人に手でメッセージが送れます。門さんが最後にお手本を見せてくれました。

会期中の週末には門さんのライブペインティングが開催され、多くのお客さまが迫力の創作の様子を鑑賞されました。

PROFILE

門 秀彦

Kado Hidehiko

長崎県生まれ。ろう者の両親をもつコーダ(【CODA, Children of Deaf Adults】とは、聞こえない・聞こえにくい親をもった聞こえる子どものこと)であり、音声言語や手話では伝えきれない思いを表現するため、ことばの補足として幼少期から絵を描き始める。個展や国内外の学校、野外音楽フェスでのライブペインティング、ワークショップ、講演のほか、キットカットハロウィンパッケージデザインやNHKアニメ「キャラとおたまじゃくし島」の共同原作・キャラクターデザインを担当、2020年にはスターバックス コーヒーnonowa国立店の店内アートも手がけるなど創作は多岐にわたる。ことばに頼りすぎないコミュニケーションの大切さを伝えるべく「HAND TALK / Talking Hands」という言葉を生み出し、そのコンセプトを表現し続けている。

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