SOGO SEIBU TransCulture

K68 そごう横浜店 LITMUS展 2023年7月25日(火)~8月7日(月) 5階=中央エスカレーター海側 特設会場 天然素材のみで自然の発酵を即す伝統的な染色技法「灰汁発酵建て」による藍染め商品の展示販売

日本に古くから伝わる天然素材のみを使用した染色技法「灰汁発酵建て(あくはっこうだて)」による藍染め商品を展示販売いたします。使い込むほどになじんでいく藍の青色をお楽しみください。伝統的な日本の藍染めは、灰汁に藍の葉から作ったスクモ、石灰、日本酒、ふすまを加え10日程度かけて発酵させ、さらに灰汁を加え毎日発酵を管理して茶褐色の液を作ります。そこに生地を入れて吸収させ、絞り、空気に当て、水洗いすることで初めて青い色が出てきます。これを繰り返すと藍の色がしだいに濃くなっていきます。自然の発酵による藍染めは、毎日染め液を混ぜてあげたりと手間がかかります。現在の均質化した工業染料ではない本物の藍染めは古くから世界中で衣料品に使われ、特にアメリカのジーンズや日本の野良着は共に丈夫な労働着として多くの人々に愛されました。今もまれに市場に出る日本の古い藍染めの野良着は世界の愛好家垂涎の的です。LITMUSの製品は本格的な日本古来の藍染めでありながら、カッティングもTシャツやバンダナなどのグラフィックデザインも洗練されたもので、特定アイテムを一部セレクトショップで展開しておりますが、ネット販売はしていません。これは、柄や色の濃さや表情など微妙なお客さまのご希望を伺いながらご満足いただける1点ものをお作りしているからです。(※表示価格は消費税込です)【23年7月記】

リトマスの主なファッション雑貨商品。刺し子ベルト 16,280円から、コットンキャップ 14,080円から、コットンニットキャップ 17,380円から、ブックカバー 12,980円から、キーホルダー 3,300円から、バッジ 550円から、コットンキャップ 14,080円から

ロングスリーブTシャツ サークルロゴ 19,580円から

コットンキャップ各種 14,080円から

天然藍染めカラーにユニークなロゴがあしらわれた今回の期間限定ショップのエントランス。夏らしく藍染め短冊の付いた風鈴などもあります。

専用什器に並んだ圧巻のTシャツのバラエティー。色の濃淡やムラの様子、さらにオリジナルなグラフィック。ご自分のサイズでお気に入りの色とデザインが見つからなければ、1枚からオーダーできます。着ているうちに色はさらに馴染んでいきます。

アメリカンカントリーと和のテーストが絶妙にミックスされたLITMUSの藍染めバンダナはほかにはない味わいがあります。

たくさんのピンズ類も深い色から浅い色まで各色の藍染めが勢ぞろい。それらにブランドを象徴する色々な楽しいグラフィックが載せられています。

藍染め職人の吉川さんは手首までいつも真っ青です。2~3日間、染めを行わなければ手の色は落ちるそうですが、爪に着いた色はなかなか落とせません。

PROFILE

吉川和夫(LITMUS Indigo Studio, Japan)

Yoshikawa Kazuo

LITMUS Indigo Studio, Japanの吉川和夫さんは、日本に古くから伝わる、天然素材のみを使用した藍染めの染色技法「灰汁発酵建て」技法にこだわり、日本の藍色を表現し続ける藍染め工房「リトマス」を2000年に友人と共に立ち上げました。今も鵠沼海岸から内陸に少し入ったところの緑豊かな古民家にある工房でリトマスの製品が作られています。屋号の由来は、親交のあるアーティストのサーフムービーからもらったとのことです。

お手数ですが、お問い合わせ内容欄に必ずK68 そごう横浜店 LITMUS展と記入してください