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K99 西武池袋本店 可夜硝子展〈連なるもの〉 2024年2月15日(木)~27日(火)5階(中央A6)=イベントスペース NEWS 「猫切子®」「蒼のダイヤモンドダスト」など独自技法で知られるガラス工芸作家の軌跡。

ガラス工芸作家、可夜(Kaya)による個展を西武池袋本店にて初開催。〈連なるもの〉と題された本展では、作家のこれまでの歩みと連綿と続く技術の継承を重ね合わせ、未来への一歩につなげる試みとして2015年からの創作活動を振り返ります。「蒼のダイヤモンドダスト」、「銀幽玄」、「多層パウダー被せ」など、試行錯誤しながら生み出してきた独自の技法を使った作品や、自身の愛猫をモデルにした代表作品の一つである「猫切子®」を展示・販売いたします。2月22日「猫の日」に合わせて猫が多めのラインアップですが、そのほか「シベリアンハスキー」や「シマエナガ」など愛らしい動物作品もご紹介。作家の飽くなき探求心から生まれた一つひとつ個性の異なる作品をぜひご覧ください。【24年2月記】※表示価格は税込みです。

夕焼け猫+七宝紋/切子
電線と猫と夕焼け。どことなく懐かしいノスタルジックなデザインの猫切子®。飾るだけではなく『使っていただきたい』という思いから側面ではなくあえて底に猫を彫り込んでいます。グラスに注いだ飲み物を飲み干したとき、猫が燦燦と輝きを放ちます。それは使って(飲んで)いただいて初めて見える景色なのです。サイズ:口部直径75×高さ90mm 容量:280ml 価格:26,800円

蒼のダイヤモンドダスト
型を使わない宙吹きという技法で制作。銀箔を溶かして発色させる銀熔変という方法で、[ダイヤモンドダスト(*)]と呼ばれる稀有な現象風景を再現しました。(*)ダイヤモンドダストとは
氷点下15℃以下の厳冬期に、風が吹いていない、湿度が高いといういくつかの条件がそろうことで発生する極めて珍しい現象のこと。サイズ:直径70×高さ100mm 容量:280ml 価格:12,800円

古代エジプト壁画/5000年の追憶
古代エジプトでは現世で死んだ後も楽園で第二の人生があると信じられていました。再びこの世に戻ってくるためには肉体が必要なので、さまざまな供物と一緒に大事に埋葬しました。その時、神さまに第二の人生が豊かに暮らせるようお願いするとともに、蘇った人が迷わないよう道しるべとして墓碑に刻まれたのが象形文字の『ヒエログリフ』です。今回モチーフとなったヒエログリフのデザインは、現存している古代エジプトの石碑を忠実に再現したものです。神さまへのお願いごとですから、一字一字に意味があります。可夜ならではの解釈でガラス作品として誕生しました。サイズ:直径130×高さ270mm 容量:1700ml 価格:498,000円

PROFILE

可夜

Kaya

2015年から活動。愛猫をモチーフにしたガラス制作を始める。現在東京都亀戸にアトリエを構え、制作の傍ら不定期で販売会を行っている。代表作の『猫切子®』は、TV番組を始めさまざまなメディアで紹介されている。おみやげグランプリ2017『クールジャパン賞』受賞。
<メディアでの紹介実績>
2016年『所さんのニッポンの出番!』
2017年『行列のできる法律相談所』
2023年『坂上どうぶつ王国』
2023年『ねこ自慢』
2023年『THE TIME,』にて紹介

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