SOGO SEIBU TransCulture

L14 On The Way To / Aiko Taguchi 田口愛子 人体のパーツで構成された生命体「BODY」

人体のパーツで構成された生命体「BODY」たちが本展示のため、自らの足でArt Capsule+にわらわらと集まってきた。BODY達の共演Google Street Viewに記録された展示会場までの軌跡を是非お楽しみください。

「35.7295442, 139.7118460」
木製パネルにアクリル、油彩
297 x 420 x 20mm,2023年

「35.7007019, 139.7031248」
木製パネルにアクリル、油彩
594 x 841 x 27mm,2023年

「35.7200182, 139.7097002」
木製パネルにアクリル、油彩
297 x 420 x 20mm,2023年

「35.6705322, 139.6937072」
木製パネルにアクリル、油彩
297 x 420 x 20mm,2023年

「35.6753634, 139.6994652」
木製パネルにアクリル、油彩
594 x 841 x 27mm,2023年

「35.7302973, 139.7186655」
木製パネルにアクリル、油彩
297 x 420 x 20mm,2023年

PROFILE

田口愛子

Taguchi Aiko

ARTIST STATEMENT
裸婦画、裸婦像など美術史に残る多くの作品で人体の美が見られる。歴史の中で美しさのトレンドはその時々で変わるが、人体そのものを対象とすることは現代でも変わらない。デジタルネイティブと呼ばれる若い世代は、スマートフォンやアプリを使いこなし、顔や身体を加工、修正し続け理想の美を手軽につくり続けている。そんなデジタル世代ならではの理想美の作り方を、人体画像のスキャナーによる解体、デジタル上でのコラージュなどを用いて作品に落とし込んでいる。身体に宿る有機的形態(オーガニックフォーム)そのものを変形させた新たな生命体「ボディ」を、作品のアイコンとして使用。“その生命体が実際に存在しているとしたら”がテーマに、グーグルストリートビューを背景に、ボディを配置して描いている。現実を象徴するグーグルストリートビューを利用することで、虚構の存在であるはずのボディのリアリティ感を高めている。虚構と現実、デジタルとアナログ、を行き来できるインタラクティブな作品に仕上げている。

1994年 東京都生まれ
    女子美術大学付属高校でアートとデザインの基礎を学ぶ
2015年ロンドン芸術大学セントラルセイントマーチンズファウンデーション修了
    このころから人体をモチーフに制作を始める
2018年ロンドン芸術大学ウィンブルドンカレッジオブアート ファインアート卒業
    現在は東京を拠点に活動をしている
主な展示
2021年「35°40’10.0″N139°45’42.7″E」(ギャラリー林/東京)
    「EPIC PAINTERS vol.8」 (THE blank GALLERY/東京)
    SHIBUYA STYLE vol.15(西武渋谷店)
    「WATOWA ART AWARD2021」青井茂賞受賞
2022年 「THE SELECTED vol.1」 (elephant STUDIO/東京)
    「35°40’57.4″N139°44’29.1″E」(MATTER/東京)
    「nine colorsXVI」(西武渋谷店)
    「nine colors」(阪急うめだ本店/大阪)
    「Bodyscope」 (Feb gallery Tokyo)
    「SHIBUYA STYLEvol.16」(西武渋谷店)など。
Instagram: @aikotag
Website:http;//www.aikotaguchiart.com

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