SOGO SEIBU TransCulture

L20 maum 個展「あの日のIF」 maum 夢の記憶や思いを投影されたキャラクターTiM

美しかったこと、悔しかったこと、きっと大人になればなるほどその熱量は、嫌でも日に日に冷めてしまう。
「あの日の「IF」というタイトルにしたのは、自分の中で燃え上がった幸や負の感情を時間で浄化してしまう前に、あの日の思い出を自分の分身だと思っているTiMに投影することによって、いつかまた自分の絵を見た時に懐かしく、その頃の自分に優しくなれる気がした。「IF」=イマジナリーフレンドの略だが、実際私は「IF」いう存在は見えないし、感じることもない。だが、自分自身と対話して物事を選択する時、心の中にある自分の意見を「IF」と感じる時がある。しかし心の中にある意見が世間とは違っていた時、悲しかったり、恥ずかしくなることもある。その理由はまだ自分が成熟していないからだと思う。人は大人になっていくうちに色々な耐性がついて、若い頃に悩んでいたことや、新鮮だと感じていたことなんてほとんど忘れてしまう気がする。すぐに背伸びして大人になるのではなく、若さゆえの小さな悩みも今は大事にしていたい。物語の1ページだと思ってみていただきたいです。 maum【23年9月記】

「離人感」 Acrilic on canvas 727×910mm

「Complex」 Acrilic on canvas 530×455mm

「Innocent」 Acrilic on canvas 530×455mm

「うちの犬は体が長い」 Acrilic on canvas 910×652mm

「Giant」 Acrilic on canvas 1167×910mm

「Birthday」 Acrilic on canvas 606×910mm

PROFILE

maum

maum

2002年 神奈川生まれ
トキワ松学園高等学校アートコース卒業後、アーティストとして創作活動をしながら、役者活動も行なっている。
主な展覧会
2022年 THELLO NIGHTMARE」Oak Cube(東京)
SHIBUYA STYLE vol.16」西武渋谷店
「Pop&Street」西武渋谷店
「ninecolorsXVII」西武渋谷店
ウサギと人間が組み合わされたこのキャラクターはTiMと言い、作者が睡眠時に見る夢の記憶や、想いを投影された人物である。

 

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